東京オリンピック、注目の香港代表選手

更新日:2021年07月19日
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東京オリンピック

東京オリンピックに出場する香港代表選手が土曜日の午後に東京に到着しました。香港からは水泳、陸上、バドミントン、自転車、馬術、フェンシング、ゴルフ、体操、空手、ボート、セーリング、卓球、トライアスロンの13競技の選手46人(予備選手含む)が参加し、競技への準備に入りました。香港メディアが特集する注目の代表選手を紹介します。

香港メディア「Tatler Hong Kong」では、「東京オリンピック2021で知っておくべき15人のアジアの女性アスリート」という記事で、水泳の歐鎧淳(ステファニー・オー)、フェンシングの江旻憓(ビビアン・コング)の2人を特集しています。

歐鎧淳(ステファニー・オー)は29歳の女子水泳選手で100メートル背泳ぎ、4×200メートル自由形リレー、4×100メートルメドレーリレーに出場します。16年のキャリアを持ち過去3回のオリンピックで香港代表となった女子水泳選手で、香港で最も成功した女子水泳選手と紹介されています。リオ2016大会後に引退を考えていましたが、東京でオリンピックの夢を追求し続けます。

江旻憓(ビビアン・コング)は27歳の女子フェンシング選手であり、伝統的なフェンシングで用いられていた決闘用の武器に最も近い剣「エペ」種目で出場します。2019年にFIE(国際フェンシング連盟)ワールドカップでは香港人で初となる優勝を果たし歴史を築きました。オリンピック初出場はリオ2016で、今回が二度目のオリンピック出場となります。

香港メディアSCMPでは、江旻憓(ビビアン・コング)と、自転車競技(女子スプリントと競輪)の李慧詩(Lee Wai Sze)、女子水泳の何詩蓓(Siobhan Haughey)、女子空手(型)の劉慕裳(Grace Lau)がメダル候補だと報じています。

香港では5つのテレビ局「TVB、ViuTV、Open TV、Cable TV、Now TV」で東京オリンピックが放送されます。放送のスケジュールは、各テレビ局のウェブサイトやソーシャルメディアチャンネルでチェックしてみてください。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は金曜1人(域内感染者0人)、土曜0人、日曜2人(域内感染者0人)、感染者合計は11,959人、死者合計は212人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が約2,817,100人(人口の約37.6%)(シノバック1,143,600人、ビオンテック1,673,500人)、うち2回目接種が約2,009,700人(シノバック828,300人、ビオンテック1,181,400人)となっています。