明日よりコロナ対策制限の一部が緩和

更新日:2020年09月03日
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ジム再開

明日よりコロナ対策制限の一部が緩和されますので詳細をお伝えします。また、その他の話題のニュースとして、「今年も国慶節の花火大会が中止」、「助成金の虚偽申請で15人が逮捕」、「無料PCR検査、現時点で陽性者ゼロ」をお伝えします。なお、香港の新型コロナウイルス新規感染者は昨日8人、感染者合計は4,831人、退院者合計は4,401人、死者合計は93人となっています。

■明日よりコロナ対策制限の一部が緩和
明日4日(金)、香港政府が新型コロナウイルス感染対策として実施している制限の一部が緩和されます。再開が許可されていないバー業界や水泳協会からは不満の声も上がっています。また、制限の緩和や変更が発表されましたら随時お知らせしていきます。

< 制限が緩和される項目 >
・店内飲食が午後10時まで許可(午後10時~午前5時は禁止)
・ジム、公衆娯楽場、マッサージ、クラブハウスが再開
・一部の屋内スポーツ施設(バトミントン、卓球など)が再開、ただし運動中もマスク着用

< 制限が継続される項目 >
・飲食店の収容人数は50%以下、1テーブルにつき2人まで
・飲食店内のテーブル間は1.5メートル以上離す、または仕切りを設置
・飲食中以外はマスク着用
・飲食店内でのライブ演奏やダンスを禁止
・公共場所での集まりは2人まで
・公共場所(屋内、屋外)でのマスク着用(職場含む)
・バー、ナイトクラブ、カラオケ、パーティールーム、浴場、雀荘、ゲームセンター、水泳プール、アイススケート場などは営業停止

なお現在、カントリーパーク(郊野公園)や屋外での運動中のマスク着用は不要となっています。

■今年も国慶節の花火大会が中止
毎年恒例の10月1日(国慶節:中国の建国記念日)のビクトリアハーバーでの花火大会が、新型コロナウイルスの影響で今年も中止となりました。昨年は公衆の安全のため(デモの影響)中止となりましたので2年連続の中止です。

■助成金の虚偽申請で15人が逮捕
香港政府の助成金「雇用支援スキーム(ESS・保就業計劃)」に虚偽の申請をおこなったとして15人が逮捕されました。香港政府は3~5月に、計47件の虚偽申請を確認しており、うち3件は実際に審査を通過していたようです。虚偽申請は最大14年の禁固刑の対象となります。

■無料PCR検査、現時点で陽性者ゼロ
9月1日に始まった新型コロナウイルスの無料PCR検査ですが、現時点で陽性者はゼロとなっています。香港政府の衛生防護中心の張竹君は、「初期検査で陽性反応が出た場合、中国の研究所から香港に検体が送られることになっているが、(昨日の朝の時点では)何も受け取っていない」と話しています。なお、昨日午後8時の時点での検査登録者数は80万人以上、検体採取をした人数は278,000人、検査済人数は49,000人と発表されています。