香港の学校再開日や空港関連のニュースに注目
本日は、「香港の幼稚園や小中高校の学校再開」、「香港エクスプレスの全便運休の延長」、「海外や中国からの香港訪問者数が99%減少」を注目ニュースとして取り上げました。また、香港での新型コロナウイルスの感染者は、昨日から4人増え計1,016人、うち退院者数は459人となっています。
■香港の学校再開日の決定はまだ早い(教育局)
香港政府の教育局局長である楊潤雄氏が、無期限の休校となっている幼稚園や小中高校の再開について「学校の再開日を決定するのはまだ早すぎる。再開には3つの要因、1.専門家の意見、2.学校側の感染対策準備、3.感染対策の物品(マスクなど)供給、を考慮する必要がある」と述べ、加えて「香港外の動向をみることも重要だ。感染対策の物品は以前に比べて豊富にあり、学校再開に十分な数が確保できるか引き続き注目していく」と話しました。
■香港エクスプレスが6月18日まで全便運休
4月30日まで全便運休を発表していた香港エクスプレスですが、全便運休を6月18日まで続けることを発表しました。運休の影響を受けた利用客には、旅程変更や全額返金などを柔軟に対応するとのこと。
■海外や中国からの香港訪問者数が99%減少 香港政府の観光局が、3月の香港への訪問者数を集計し、昨年に比べ訪問者数が99%減少し8万2,000人となったことを発表しました。3月半ばまでは1日平均3,000~4,000人、3月19日以降は1日平均1,000人程度までに減少したようです。
また香港政府の民航處(航空局)も、3月の香港国際空港の利用者数を集計し、昨年(639万人)に比べて91%減り57万6,000人(到着者35万人、出発者22万6,000人)、フライト数は67%減り1万2,115便となったことを発表しました。