湖北省で感染者と死者が急増。その他関連ニュース

更新日:2020年02月13日
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家賃減額

新型コロナウイルス感染者が60,000人を超え、死者は1,360人を超えました。湖北省では昨日、新たな感染者が14,840人、死者が242人と急増しており、湖北省当局は新たな手法で感染者を数えたと説明しているようです。香港では感染者が1人増え50人、湖北省には2,000人強の香港人が取り残されていると報道されています。

以下には、本日香港内で大きく報道されている新型コロナウイルスに関連する4つのニュースをご案内します。

■香港の学校、休校期間を3月16日まで延長
本日の午前10時30分頃、香港政府が幼稚園、小中学校(高校含む)及び専門学校などの休校期間を延長すると発表しました。学校の授業再開は早くとも3月16日(月)からとなりました。教育局局長は、代わりにオンライン教育を実施すると話しています。

■アート・バーゼルは中止。香港セブンズは延期か?
3月に予定されていた国際アートフェア「Art Basel(アート・バーゼル)香港」が中止となりました。また、4月に予定されていた国際ラグビー大会「香港セブンズ」の延期も示唆されており、本日ラグビー協会による正式発表がおこなわれる見込みです。香港メディアSCMPが入手した情報によると、香港セブンズは10月に延期となる可能性があるとのこと。現在香港では新型肺炎が原因となり、人気イベントの中止や延期が目立っています。

■大手ショッピングモールの家賃が30%~50%値下げ
香港最大のディベロッパー「新鴻基(サンフンカイ)不動産」が、ショッピングモールの2月のテナント家賃を30%~50%下げることを発表。「K11」や「K11 Musea」などのショッピングモールを経営するK11集団も、2月のテナント家賃を下げることを発表。香港メディアApple Dailyでは、尖沙咀(チムサーチョイ)のショッピングモール「ハーバーシティ」でも2月の家賃が半額になると伝えられています。

■新型肺炎で大打撃を受けている8つの職業
香港メディア「香港01」が、新型肺炎の影響を最も受けている8つの職業を紹介しています。

1.PRスタッフ:イベントや展覧会などの中止が相次ぐ
2.習い事の先生:子供の外出を心配する親が多い
3.パフォーマー:各イベントが軒並み中止、会場や劇場も閉鎖
4.キャビンアテンダント:航空便が減便、スタッフに無給休暇を要求
5.ホテルスタッフ:観光客の減少、スタッフ解雇や無給休暇を要求
6.旅行業スタッフ:観光客の減少、スタッフに無給休暇を要求
7.小売業スタッフ:観光客や居住者の外出が減少し、勤務時間が減少
8.建設現場スタッフ: 2月より大手ディベロッパーが2週間工事を停止

香港メディア「香港01」には書かれていませんでしたが、飲食業界も観光客の減少や居住者の外出減少により大きな打撃を受けています。