同性婚カップルの家族ビザ申請の受付が開始

更新日:2018年09月19日
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同性婚

香港イミグレーションが明日から「外国人の同性婚カップルの家族ビザ申請」を公式に受け付けることを政府機関を通じて発表しました。香港には同性同士の結婚制度はありませんが、2018年7月にイギリス人の女性同士のカップルが申請した家族ビザが香港最高裁で認められたため、香港政府がイミグレーション規則の一部改正をおこないました。

家族ビザ申請の条件は、外国人であること、海外の公的機関から発行された同性婚(同性シビル・パートナーシップや同性シビル・ユニオンなども可)の証明書類を提出すること、一般的な家族ビザ申請の条件と同様に香港内でパートナーを養うことができる十分な収入や住居があること、深刻な犯罪歴がないことがポイントとなります。

新しいイミグレーション規則が正式に適用されるのは明日からですが、2018年8月末までに、56件の同性カップルの家族ビザ書類が香港イミグレーションに提出されています。そのうち20件は審査を通過、33件が審査中、3件は提出物の不備などが原因で却下となっているようです。

同性パートナーとの家族ビザを申請しているカナダ人男性は、香港メディアSCMPの取材に「香港IDカードを取得すれば就労もできるようになる。励みになる。」と回答しています。

香港ビザの申請サポートは当社でもおこなっていますのでビザ申請でお困りの際はお気軽にご相談ください。