入浴剤「きき湯」をスープと勘違いし誤飲

更新日:2018年03月16日
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入浴剤「きき湯」をスープと勘違いし誤飲

香港中毒インフォメーションセンターが、日本の入浴剤「きき湯」をコーンスープと間違えて誤飲したケースや、「使い捨てカイロ」を胡麻スープと間違えて5日で3袋食べてしまったケースなどを紹介し、誤飲防止のために食品ではないものは適切な場所で保管するようにと市民に呼びかけました。

中国語で「湯」はスープを意味しますので、きき湯のパッケージにある「湯」や「疲労回復」の文字、黄色い粒の入浴剤の画像が「コーン」と勘違いしたのではと考えられています。ホッカイロは、80歳の男性が香港名物の胡麻スープと勘違いをして食べてしまい病院に運ばれました。病院での治療により食べたホッカイロは全て排出され身体への後遺症などはなかったようです。

日本の商品やお土産は香港の方に大変喜んでもらえますが、日本の商品を渡すときには注意点なども一緒に伝えると良いかもしれません。

なお、香港中毒インフォメーションセンターは、2017年の中毒被害件数は3,983件(死亡39件)と発表。きき湯やホッカイロの他にも、排水溝の洗浄棒を幼児がキャンディと間違え食べそうになるなどの報告も多いようなのでご注意ください。