速報!2016年度、香港財政予算案発表

更新日:2016年02月24日
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2016年度、香港財政予算案発表

先ほど、香港財政予算案が発表になり、2016年度の所得税、法人税等の各種優遇措置が発表されました。

■個人所得税に関して重要なポイントは下記の2点となります。

1.所得税の一部減免

予定納税額の75%減免(減免上限額2万香港ドル)

2.基礎控除額の増額
成人:132,000香港ドル(15年度は12万香港ドル)
扶養している両親或は祖父母(55-59歳): 23,000香港ドル(15年度は2万香港ドル)

扶養している両親或は祖父母(60歳以上): 46,000香港ドル(15年度は4万香港ドル)

■法人に対する優遇措置としては以下の通りです。

1.事業所得税の一部減免

予定納税額の75%減免(減免上限額2万香港ドル)

2.商業登記証(BR)の登記料免除(2016年4月1日以降分)

登記料: 無料(15年度は2,000香港ドル)

3.一部ライセンス料の免除(1年間)
・レストラン、屋台などのライセンス料
・ホテル、旅館ライセンス料

・旅行エージェントのライセンス料

上記以外にも、教育関連予算は総額750億香港ドル(昨年度より67%増)となり、学生に対する職業訓練や企業とのインターンシップの活性化などが行われます。また、医療関連予算は総額570億香港ドル(昨年度より90%増加)となり、政府系病院におけるベット数や手術室の増加などが発表されています。