7月20日はブルース・リーの命日

更新日:2015年07月20日
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7月20日は、香港だけでなく世界で愛される映画スター「ブルースリー・リー(李小龍)」の命日です。

ブルース・リーは1940年にサンフランシスコのチャイナタウンで生まれ、生後間もなくして香港の九龍塘(カオルーントン)で育ちます。幼少期のブルース・リーは、中国武術を習得しながら多くの香港映画に出演していましたが18歳に再びアメリカへの渡米を決意します。

渡米後はアルバイトや武術指導者として生計を立てながら大学に通いましたが、自らの哲学「截拳道(ジークンドー)」を創始したことをきっかけに大学を中退します。その後、アメリカの国際空手大会(1966年)でブルースリー・リーが披露をした演武がTVプロデユーサーに高く評価されてTV番組出演となり、カンフーアクションスターへの階段を上ります。死没32歳まで「死亡遊戯」や「燃えよドラゴン」などの歴史に残る数々の映画に出演し、伝説のアクションスターとなりました。

日本人で香港のカンフーアクションスターといえば?と聞くと、ブルースリー・リーまたはジャッキー・チェン(成龍)の名前が多く上がりますが、香港人では圧倒的にブルース・リーが人気です。アクションスターとしてだけでなく、武道家としても素晴らしいとブルースリー・リーは多くの人々から愛されています。一方、ジャッキー・チェンはというと、「カンフーが微妙、女癖が悪い、問題発言が多い、スキャンダルが多い」など香港人には受けが悪く、ブルースリー・リーとは正反対の扱いとなっています。

ちなみに豆知識として・・・ブルースリー・リーが生活をした九龍塘の元自宅ですが、2009年付近までは羅曼酒店というラブホテルとして確実に利用されていました。香港人によるレビューでは2014年に泊まったというコメントがあり、現在も利用できる可能性が残されていますが真相は定かではありません。香港の不思議の一つと言えるでしょう。‏