香港人の57%がトイレ使用後に手を洗わない

更新日:2024年04月30日
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Dettol

消毒液ブランドのDettol(デトール)が300人の香港人を対象に、トイレ使用後の手洗いに関するインタビュー調査を実施し、57%の香港人がトイレ使用後に手を洗っていないと回答したようです。手を洗った人の中でも60%は「指先だけを洗った」と回答しており、その理由として「水が冷たかった」、「面倒くさい」などと回答しています。

トイレ後に手を洗わないことに関してパートナーと対立したことがあるか?という質問に対しては63%が「ある」と回答をしたようです。トイレの後に手を洗わなくて良いと考えている人の中には「陰部に触れていないので手を洗う必要がない」との回答者もいたようです。

日本では2015年に消費者庁が16~65歳の男女2000人を対象に、家庭でのトイレ後の手洗いについて調査をしています。調査の結果、15.4%が「手を洗っていない」と回答しており、その内訳は7.3%が「小便後のみ手を洗わない」、3.0%が「大便後のみ手を洗わない」、5.1%が「大便・小便後に手を洗わない」と回答しています。

アメリカでは、ミシガン州立大学の研究チームが2013年、キャンパス内外のトイレ4か所でトイレを使った男女3749人が手を洗ったかどうかを観察した結果、男性の15%、女性の7%が全く手を洗っていなかったと報告しています。手を洗った人のうち、石鹸を使った男性は50%で、女性は78%だったようです。