マカオ訪問者の隔離と到着時PCR検査が廃止
本日は、マカオ訪問者の隔離と到着時PCR検査が廃止となったこと、長崎での鳥インフルエンザ検出を受け家禽肉や卵の香港への輸入が禁止となったことをお伝えします。なお、香港では明日12月24日(土)から27日(火)までクリスマスの4連休となります。
■マカオ訪問者の隔離と到着時PCR検査が廃止
マカオ政府は本日12月23日(金)より、海外および香港・台湾からの入境者に対しての「5日間のホテルまたは住居での隔離」と「到着時のPCR検査」を廃止しました。
マカオへの出発前72時間以内に受検したPCR検査の陰性証明書の提出は引き続き必要であること、入境翌日から5日間連続で迅速抗原検査(RAT検査)を受けて、マカオ健康コード(Macau Health Code)に結果をアップロードする必要があります。また、マカオ入境から8日間は中国本土に入境できないという制限も続きます。
マカオ健康コードでは「入境時は赤色、3日目の検査陰性で黄色、5日目の検査陰性で緑色のQR表示」となっていたのが「入境時は黄色、5日目の検査陰性で緑色のQR表示」へと変わります。
黄色は一部公共施設への訪問は禁止ですが、レストランやショップなどの訪問は可能です。カジノに関しては、香港メディア「The Standard」では入店可能と案内されていましたが、一部メディアではカジノ施設の判断により入店が決められるとの情報もあります。
■長崎の鳥インフル問題で家禽肉や卵が輸入禁止
昨日、香港政府の食物環境衛生署の食物安全センターは、日本の農林水産省から長崎で高病原性鳥インフルエンザウイルス「H5亜型」が検出されたと通知を受け、長崎から香港への卵を含む家禽肉製品の輸入を禁止としました。
香港政府の統計局によると、2022年1月から9月までで、香港は約1,260トンの冷蔵および冷凍家禽肉と約2億9,213万個の家禽卵を日本から輸入しています。食物安全センターは「この問題については日本当局に連絡しており、鳥インフルエンザの発生に関して国際獣疫事務局および関連当局が発行した情報を注意深く監視します。状況の進展に応じて適切な措置を取ります」と発表しました。
< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日19,705人、感染者累計は493,234人、死者累計は11,327人、現在の入院者数は4,178人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,906,154人(94.6%)、うち2回目接種が6,783,859人(93.0%)、3回目接種が5,781,113人(83.0%)、4回目接種が728,958人、5回目接種が13,846人となっています。