2階建て電動バスの運行が九龍エリアで開始

更新日:2022年07月04日
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電動バス

香港でバス運行をおこなうCitybusが、九龍エリアで初となる2階建て電動バスの試験運行を開始しました。2階建て電動バスは3時間で充電が完了するリチウムイオン電池を搭載しており、最大113人の乗客を乗せて200km以上を走行できます。啓徳から大角咀のルート20、啓徳から尖沙咀ルーのルート20A、啓徳から土瓜湾のルート22Mを走ります。

また、別のバス運行会社であるKMB(九龍バス)は「電動バスの数を現在の約30台から来年半ばまでに80台に増やし、2025年までには500台まで増やす。電力会社CLP(中電)と香港政府の協力を得て、当初の目標より10年早く2040年までに約4,000台の全てのディーゼルバスを廃止する」とコメントしました。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、木曜2,358人(入境時・隔離中の発見162人、香港市中感染2,196人)、金曜2,318人(入境時・隔離中の発見153人、香港市中感染2,165人)、土曜2,227人(入境時・隔離中の発見143人、香港市中感染2,084人)、日曜1,828人(入境時・隔離中の発見147人、香港市中感染1,681人)、感染者合計は338,934人(陽性者合計1,252,170人)、死者合計は9,405人、入院者数は761人となっています。

ワクチン接種者合計は1回目接種が6,745,522人(92.7%)(シノバック2,970,139人、ビオンテック3,775,383人)、うち2回目接種が6,458,275人(88.7%)(シノバック2,801,122人、ビオンテック3,657,153人)、3回目接種が4,371,759人(64.4%)(シノバック1,498,915人、ビオンテック2,872,844人)、4回目接種が156,072人(シノバック70,733人、ビオンテック85,339人)となっています。

観塘(クントン)の火鍋店では14人のクラスターが発生。微生物学者の何栢良は「今後数週間で感染者が急増する」と予想しています。新たに行政長官に就任した李家超(ジョン・リー)は「コロナ感染者数を抑えるためPCR検査を増やしていく。全市民検査は必要ない」と話しています。また、6月30日(木)に習近平と集合写真撮影をした香港の議員がその2日後にコロナ陽性となったことも話題となっています。