次回のコロナ対策の制限緩和は5月後半

更新日:2022年04月27日
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バー再開

昨日、キャリーラム行政長官は記者会見で「制限緩和の第二段階を5月後半におこなう、入境制限をこれ以上緩和する計画はない、全住民検査の具体的な計画はない」と話しました。以下に記者会見の内容をお伝えします。制限緩和は3月21日に発表した計画通りに三段階でおこなわれる予定です。

制限緩和の第二段階の内容は「人との集まり8人まで。店内飲食は深夜0時まで1テーブル8人まで。プールやビーチの再開。バーの再開。屋外運動やカントリーパークでのマスク着用の免除。」となります。なお、3月21日に発表された計画は以下の当社記事でも案内しています。

https://hongkong-bs.com/topics/20220322/

入境制限の緩和については、5月1日(日)から香港居住者以外でも飛行機での香港入境が許可され、各航空会社に対する着陸禁止ルールの緩和が始まります。キャリーラム行政長官はこれ以上の緩和はないと話していますが合わせて「海外からの輸入感染を減らすため非常に重要な対策である。また、5月1日から入境者数が増加することに備え、現在は公共隔離施設として使用されている9か所を入境者向けの隔離ホテルに変更し約3,000部屋が追加となる。隔離ホテルの部屋がなかなか見つからないという声について、たしかに予約率が高いホテルもあるが、平均稼働率は60~70%である」と話しました。

新型コロナ感染の全住民検査の計画について尋ねられた際には「具体的な決断はおこなわれていない。政策の決定には社会への影響を考慮しなければならない。適切な段階で発表をおこなうだろう」と回答しました。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、月曜431人(入境時・隔離中の発見16人、香港市中感染415人)、火曜347人(入境時・隔離中の発見12人、香港市中感染335人)、感染者合計は329,356人(陽性者合計1,202,638人)、死者合計は9,274人、入院者数は1,868人となっています。

ワクチン接種者合計は1回目接種が6,617,680人(93.1%)(シノバック2,883,835人、ビオンテック3,733,845人)、うち2回目接種が6,089,514人(87.4%)(シノバック2,595,384人、ビオンテック3,494,130人)、3回目接種が3,154,837人(シノバック1,027,869人、ビオンテック2,126,968人)となっています。