5~7月の失業率、0.5%改善し5.0%に

更新日:2021年08月19日
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スタンダード・チャータード香港国際マラソン2021

本日は、2021年5月~7月の失業率が前回から0.5%改善され5.0%となったこと、スタンダード・チャータード香港国際マラソン2021が10月24日(日)に開催されることが決定したことの2つの話題をお伝えします。

■5~7月の失業率、0.5%改善し5.0%に
香港政府の統計局が2021年5月~7月の失業率を5.0%と発表しました。前回(4月~6月)の5.5%から0.5%改善され、特に建設、小売、宿泊、飲食、アート、エンターテインメント、レクリエーション業界で著しい改善がみられました。失業者数は前回の213,100人から14,700人減少し、198,400人となっています。業界別にみると、消費財・観光関連(小売、宿泊、飲食含む)の失業率は7.6%(前回は8.5%)、飲食業界の失業率は8.6%(前回は10.0%)となっています。

労工及福利局局長の羅致光は「景気回復とともに労働市場は改善を続けるはずだ。電子消費券スキームも景気回復に貢献するだろう。しかし、世界中の多くの場所でより感染力の高い新型コロナウイルス変異株が蔓延していることが主な理由で、経済および労働市場の見通しは依然として不確実性にさらされている。経済の継続的な回復と労働市場のさらなる改善のための基盤を強化するために、コミュニティがより広範なワクチン接種に向けて協力することが不可欠だ。政府は引き続き状況を注意深く監視する」とコメントしました。

■香港国際マラソンが10月24日に開催決定
スタンダード・チャータード香港国際マラソン2021が10月24日(日)に開催されることが決定しました。参加条件は、14日前の10月10日(日)までにワクチンを2回接種すること、開始前72時間以内に核酸検査を受けること、21日以内に香港外に滞在していないことになります。

毎年70,000人以上が参加している大型イベントですが、今大会ではフルマラソン4,000人、ハーフマラソン6,500人、10kmレース8,000人の計18,500人で開催されます。参加登録は9月2日(木)午前10時から実施され、中止となった2020年大会に参加登録していたランナーは8月23日(月)から8月27日(金)の期間に登録すれば必ず参加できるようです。新規登録者は抽選で参加者が決定します。

フルマラソンとハーフマラソンのスタート地点は尖沙咀(チムサーチョイ)の彌敦道(ネイザンロード)で、ゴール地点は銅鑼湾(コーズウェイベイ)のビクトリア公園。10kmレースのスタート地点は九龍(カオルーン)の西区海底トンネル料金所でゴール地点は同じくビクトリア公園です。

関連イベントとして、10月25日(月)から11月14日(日)の期間、16歳以上を対象としてフルマラソンとハーフマラソンと10kmの距離から選択して走り、モバイルアプリ上に記録をアップロードする「バーチャルラン」イベントが開催されます。電子証明書と記念Tシャツと完走メダルが用意されているようです。詳しくは香港国際マラソン2021の公式サイトをご覧ください。

スタンダード・チャータード香港国際マラソン2021公式ウェブサイト
https://www.hkmarathon.com/

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日3人(域内感染者0人)、感染者合計は12,043人、死者合計は212人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が3,829,807人(対象者約680万人中56.3%)(シノバック1,438,704人、ビオンテック2,391,103人)、うち2回目接種が2,991,647人(シノバック1,156,067人、ビオンテック1,835,580人)となっています。