11日のハーバーシティ訪問者は強制検査

更新日:2021年04月20日
LINEで送る
Pocket

ハーバーシティ

本日は3つのニュース「11日のハーバーシティ訪問者は強制検査となったこと」、「ホームヘルパーの賃金が上昇中であること」、「香港への忠誠を拒否する公務員の解雇を加速すること」をお伝えします。

■11日のハーバーシティ訪問者は強制検査
変異株N501Yに感染していたドバイから帰国した29歳男性が、4月11日(日)に尖沙咀のハーバーシティ(海港城)と、オースティンロードのウェルカムに訪れていたことから、香港政府は4月11日(日)にこの場所を訪れた人、および従業員への強制検査を命じました。

ハーバーシティは駐車場に臨時検査トラックを設置して強制検査を受け付けており、昨日は数千人が訪れました。香港政府は本日までに強制検査を受けるようにと発信しています。

本日の強制検査場一覧
https://www.communitytest.gov.hk/_doc/pdf/2021-04-20-mts-list.pdf

■ホームヘルパーの賃金が上昇中
新型コロナウイルスの変異株対策としてフィリピンからの飛行機が2週間停止となりました。1,400~2,800人のフィリピン人ヘルパーが香港に渡航できなくなったことから、香港内でのヘルパー需要が高まっておりヘルパー賃金が上昇しています。

香港僱傭公會(人材紹介協会)の会長は「ヘルパー賃金は5,000~5,500香港ドル程度(最低賃金は4,630香港ドル)に上昇するだろう。ヘルパー需要の高まりから、大人数の家族、小さな家、寝室のない家、赤ちゃんや障がい者のいる家などを望まないというヘルパーも増えるだろう」と話しています。

■香港への忠誠を拒否する公務員の解雇を加速
昨日、香港政府は「香港への忠誠の宣誓を拒否した129人の公務員」に対する解雇手続きを早めることを述べました。公務員事務局局長である聶德權は立法会会議で「宣誓書への署名に拒否した者が、内容に同意しない、言論の自由を損なう、外国籍だからなどの理由を述べているが、このような理由は認められない。解雇手続きを早めて数ヶ月以内に済ませる」と話しました。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日12人(うち域内感染者1人)、感染者合計は11,696人、退院者合計は11,274人、死者合計は209人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が約741,300人(人口の約9.9%)(シノバック380,500人、ビオンテック360,800人)、うち2回目接種が約382,200人(シノバック233,300人、ビオンテック148,800人)となっています。