香港内でインフルエンザワクチンが不足

更新日:2020年10月19日
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東京進出サポート

本日は、香港内でインフルエンザのワクチンが不足していること、東京都が外国企業向けの東京進出サポート窓口を香港の尖沙咀(チムサーチョイ)に設置したことを話題として取り上げます。

■香港内でインフルエンザワクチンが不足
香港内でインフルエンザのワクチンが不足しているようです。香港メディアThe Standardが香港各地のクリニックにインフルエンザの予防接種の在庫確認をおこなったところ、葵芳(クワイフォン)、将軍澳(ツェンクワンオー)、旺角(モンコック)のクリニックではすでに在庫切れ、2ヶ月間は入荷予定が無いとの回答があったようです。

さらに香港メディアThe Standardは、インフルエンザと新型コロナのピークが同時に訪れる可能性があり、同時感染によって重症化の恐れがあるとの情報により、市民がインフルエンザの予防接種に押し寄せていると伝えています。

なお、香港政府は22日(木)から、妊婦、お年寄り、子供などを対象に無料のインフルエンザ予防接種を開始し、878,000回分の予防接種を準備しています。

■東京都が東京進出サポート窓口を香港に設置
東京都が、外国企業の東京への進出を後押しすることを目的とした「ビジネスコンシェルジュ東京」の初の海外窓口を香港に設置しました。東京都内に進出を希望する外国企業・人材を対象とし、10月16日(金)よりオンライン相談の受け付けを開始しています。対面および電話対応は10月28日(水)より開始されます。

香港メディアon.cc東網や香港01では、このサービスの利用によって東京進出へのコンサルティングが受けられるだけでなく、東京への進出企業に3ヶ月間の家賃免除が準備されていると報じています。

香港の政情不安などを受け、日本の各都市では国際金融都市としての地位向上を目指す動きが活発になっているようです。

ホームページ:https://www.startup-support.metro.tokyo.lg.jp/for_foreign/bdct_hongkong/en/
TEL:+852-3160-8111
e-mail:hongkong@bdc-tokyo.org
住所:17/F., Ashley Nine, 9–11 Ashley Road, Tsim Sha Tsui,Kowloon, Hong Kong
※原則オンラインによる相談対応、窓口訪問の際は事前予約
対応言語:英語、広東語、北京語
曜日:月曜日~金曜日(香港の祝日及び年末年始は除く)
時間:9:00~18:00(香港時間)

< 香港の新型コロナウイルスの感染状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は金曜7人、土曜17人、日曜4人、感染者合計は5,242人、退院者合計は4,973人、死者合計は105人となっています。