チャンスのある中国都市2020で香港が9位

更新日:2020年09月08日
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中国都市ランキング

中国政府の国務院が主導する中国発展研究基金会(CDRF)と4大会計事務所のPwC(プライスウォーターハウスクーパース)が共同で発表した「チャンスのある中国都市2020(Chinese Cities of Opportunity)」で香港が42都市中9位となりました。昨年は3位でしたので6位ダウンとなります。トップ10は1位から順に北京、上海、広州、深圳、成都、南京、杭州、武漢、香港、鄭州。

このランキングは10の指標(知的資本とイノベーション、技術成熟度、主要地域都市、都市回復力、交通機関と都市計画、持続的な開発、文化と生活の質、経済的影響力、コスト、ビジネスの容易さ)で評価されており、香港はコストの評価で最下位(42位)、都市回復力(医療、防災、公共安全を含む)では1位、経済的影響力では4位、ビジネスの容易さでは5位と評価されています。

PwC Chinaの中国M&Aコンサルティング・リーダーJin Jun氏は「香港の順位下落は、他の中国都市の急成長が主な理由である」と説明しています。また、香港樹仁大学の経済学部の助教授Thomas Yuen氏は、「都市回復力で香港が1位となったのは、資本主義の採用および面積の小ささにより、他の中国都市よりも柔軟性が高いことが理由だろう」と分析しています。

詳細はChinese Cities of Opportunityの元データでご確認いただけます。
https://www.pwccn.com/en/research-and-insights/chinese-cities-of-opportunities-2020-report.pdf

< 香港の新型コロナウイルスの感染状況 > 香港の新型コロナウイルス新規感染者は昨日11人、感染者合計は4,890人、退院者合計は4,524人、死者合計は98人となっています。