香港政府、営業規制と行動制限の詳細を発表
香港政府による新型コロナウイルスの感染対策として、明日15日(水)から21日(火)の7日間、午後6時から朝5時まで、外食が禁止となります。さらに、公共交通機関でマスク着用をしていない場合、最大5,000香港ドル(約7万円)の罰金となります。
その他、香港政府はバー、カラオケ、ジムなどの一時閉鎖、ディズニーランドやオーシャンパークの一時閉鎖、公共の場での集まりを4人までに制限することなどを発表しています。以下に詳細をご案内しますのでご覧ください。
■営業規制や行動制限の詳細 適用期間、7月15日(水)午前0時から7月21日(火)午後11時59分まで。
・公共の場での集まりは4人まで ・午後6時から朝5時まで外食禁止(お持ち帰りのみ可能) ・レストランでは1テーブル4人まで、収容人数を50%に制限 ・公共交通機関でのマスク未着用は最大5,000香港ドルの罰金 ・バスとタクシー運転手はマスク未着用の人物を乗車拒否できる ・オーシャンパークとディズニーランドを一時閉鎖(ディズニーホテルは営業) ・バー、ナイトクラブ、カラオケ、パーティールーム、ジム、エステ、マッサージ、浴場、サウナ、ゲームセンター、雀荘を一時閉鎖 ・野外レジャー施設(運動場、キャンプ場、ビーチなど)を一時閉鎖 ・室内スポーツ施設(運動場やプールなど)を一時閉鎖 ・ミュージアム、パフォーマンス会場、音楽センター、公立図書館を一時閉鎖
制限に違反した飲食店経営者などは最大罰金50,000香港ドル(約70万円)および禁固6ヶ月の対象となります。また、制限に違反した集会参加者と主催者と集会場所の経営者は最大罰金25,000香港ドル(約35万円)および禁固6ヶ月の対象となることも発表されています。キャリーラム行政長官は「今回の制限はこれまでで最も厳しいものとなっている」と話しました。
上記に加えて、香港政府は企業にはリモートワークを推奨しています。公務員においては、市民の生活利便性の維持のため通勤を続けると発表されています。
<香港の新型コロナウイルスの状況> 香港内の新型コロナウイルスの感染者は、昨日から現在までに52人増え(うち41人が香港内感染)、合計1,522人、退院者は1,217人です。また、昨日95歳女性の死亡が確認され死者数の合計は8人となりました。