海外在住の香港人6人が指名手配

更新日:2020年08月03日
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指名手配

香港内の新型コロナウイルス新規感染者は金曜120人、土曜125人、日曜115人増え12日連続での100人超えとなっており、感染者合計は3,512人、退院者合計は1,959人、死者合計は35人です。香港政府は1日、空港付近にあるアジアワールド・エキスポを病床数500の仮設病院として利用開始しています。

本日は、新型コロナウイルスの状況の他に「海外在住の香港人6人が指名手配」、「香港の立法会選挙が1年間延期」のニュースが注目されていますので以下にお伝えします。

■海外在住の香港人6人が指名手配
香港が海外在住の民主活動家の香港人6人を香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで指名手配したと中国の国営テレビ「中国中央電視台(CCTV)」が報じ、香港メディアRTHKなどがその状況を伝えています。香港政府や香港警察からこの情報は発信されていませんが、CCTVでは「香港の分離独立を扇動あるいは外国勢力と共謀した疑い」だと報じられています。

指名手配されたのは、香港のイギリス領事館の元職員サイモン・チェン(イギリス在住)、2014年雨傘革命のリーダーの1人ネイサン・ロー(イギリス在住)、雨傘革命の発起人の1人サミュエル・チュー(アメリカ市民)、2016年の旺角暴動(フィッシュボール革命)の主導などで逮捕され昨年ドイツに難民として受け入れられたレイ・ウォンなどです。

国安法を受け、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどに続き、ドイツも7月31日に香港との犯罪人引き渡し条約の停止を発表。ドイツに難民として受け入れられたレイ・ウォンは「香港政府はドイツに自分を引き渡すよう要求できない。今後も遠慮なく自分の意見を発信していく」とドイツの公共国際放送で話しました。

■香港の立法会選挙が1年間延期
香港政府は、9月6日に予定されていた立法会(議会)選挙を新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由として1年間延期すると発表しました。

米国のポンペオ国務長官は、「長期間の延期に正当な理由がない。香港市民の意思を反映して選挙を実施するべき。それができなければ、残念ながら香港は共産党が支配する中国の一都市になる道を進み続ける」とし、決定を覆すよう要求しています。