たいめいけん三代目による卵イベント開催
日本養鶏協会主催は11月19日(月)、昭和6年創業の有名洋食店「日本橋たいめいけん」の三代目茂出木浩司シェフをゲストに迎え、日本の卵の正しい保存方法の啓蒙を目的とした卵イベント「たいめいけん試食会」を香港で開催しました。
茂出木シェフは、日本橋たいめいけんの看板メニュー「タンポポオムライス」のデモンストレーションをおこない、会場に集まった香港メディアやレストラン関係者らは食い入るように見つめ、調理の実演や料理をカメラに収めていました。
たんぽぽオムライスの正式名は「タンポポオムライス 伊丹十三風」。映画「タンポポ」で故・伊丹十三監督のアイデアで生まれたオムライスで、チキンライスの上にプレーンオムレツをのせた料理。そして撮影場所が「たいめいけん」だったことに由来しています。今回のイベントで茂出木シェフはタンポポオムライスの作り方を惜しみなく紹介。その作り方を香港メディアが公開していますのでご興味のある方はご自宅で作ってみてはいかがでしょうか?
・now 新聞https://news.now.com/home/life/player?newsId=329858
茂出木シェフによるデモンストレーション終了後は、日本養鶏協会がメディアに向けて卵の正しい取扱について、「安心安全な日本の卵でも正しく保存をしなければ食中毒を起こす可能性がある」、「香港のレストランでは卵の常温保存が目立つが冷蔵保存は大切。サルモネラ菌の繁殖防止、新鮮な状態で長く保つことができる」などの説明がありました。
なお、たいめいけんでは店舗の冷蔵庫に卵が入りきらない場合があるようで、、卵が冷蔵庫に入り切らない場合は、氷水につけて保存するのだとか。ただしこの方法は一時的な措置で、氷水につけた卵はすぐに使用するそうです。
たいめいけん住所:東京都中央区日本橋1-12-10
URL:https://www.taimeiken.co.jp/