香港観覧車が再開！乗車料金20香港ドル
2017年8月29日から営業停止となっていた香港観覧車が、12月20日（水）より営業を再開します。料金は従来の100香港ドルから20香港ドルに変更され、シニアは10香港ドル、3歳未満の子供は無料と大幅な値下げとなっています。
観覧車の運営会社TECL社は、営業再開からしばらくの間は大変な混雑になると予想しており、チケット希望者は12月17日（日）より開始されるオンラインチケット予約サイト（http://hkow.hk/）の利用を推奨しています。（※観覧車は明日から動きますが19日（火）まではチャリティーチケット所有者のみが対象）
地上60メートルから香港の絶景を見渡せる観覧車は8人乗り、全42台（内1台VIPゴンドラ）、乗車時間は15～20分間、営業時間は11:00～23:00（年中無休）となります。
なお、TECL社のCEOは「利用客数は1時間に1,000人程度を見込んでおり、十分な利益を上げられ、今後3年は値上げをしない。」と話していますが、有識者からは「土地の賃料だけで毎月150万香港ドル（約2,175万円）かかるのに、格安の利用料金で経営が続けられるのか？」と疑問の声も上がっています。
＜営業停止から営業再開に至る経緯＞香港観覧車はSwiss AEX社によって香港政府の所有地に建設され、同社が2017年8月28日まで運営権を持ち営業をおこなっていました。その後、契約更新時の香港政府へのプレゼンテーションで香港企業TECL社が2017年8月29日からの運営権を獲得。TECL社はSwiss AEX社に観覧車の購入費用を支払う必要がありましたが、購入費用が準備できずトラブルとなり営業停止になっていたと言われています。トラブル当初は、観覧車が撤去されTECL社が新たな観覧車を建設するのではないかと報道されていましたが、最終的には従来の観覧車を利用して営業が再開されることになりました。
