香港で大人気の「エビ釣りバーベキュー店」に問題発覚

更新日:2017年08月03日
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エビ釣りバーベキュー店

香港では水槽の中に放されたエビを釣り、その場でバーベキューが楽しめるレストランが大人気のようですが、ライセンスの未取得に加え、水中に化学薬品が大量に入っている可能性があるとして「化学蝦!」というタイトルで香港メディア東網が大きく取り上げています。

今回のニュースの中で香港の専門家は、エビ釣りを売りとしている店舗は養殖ライセンスを持たないため、適切な水質管理等の知識が不足しており、大量の化学薬品が使われているのではないかと指摘しており、国際食品安全協会は、化学薬品の中の化学物質は焼くだけでは分解されず、食中毒などを引き起こす可能性が高まるとの発表をおこないました。

また、エビ釣りを売りとしているある店舗に東網がインタビューをおこなったところ、「毎日新鮮なエビの投入はしているが、死んだエビの処理は必ずしも毎日実施してはおらず、水質自体は分からない。」と店舗側が回答したそうです。

ライセンスについては、全4店舗において本来取得するべきレストランライセンスと公共娯楽ライセンスが未取得であることが判明しており、お酒を提供していた店舗においてはリカーライセンスも取得していなかったことが分かりました。

香港で大人気のエビ釣りバーベキューレストランですが、詳細が明らかになるまでは、訪問を控えた方が良いかもしれません。