銅鑼湾書店の桂民海、再び中国で連れ去られる

更新日:2018年01月23日
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銅鑼湾書店の桂民海

香港内で中国共産党の批判本を取り扱っていた「銅鑼湾書店」の経営者の一人である桂民海氏が1月20日(土)、上海から北京に向かう列車の中で中国の私服警官10名程に取り押さえられ再び連れ去られたようです。

中華系スウェーデン人である桂民海氏は北京の病院で「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の検査を受けるために、上海スウェーデン領事館の外交官と列車に乗っていたところ連れ去られました。スウェーデン外務省は1月22日、中国政府に対して1月23日までに状況を説明するようにと要求しています。

2015年、銅鑼湾書店の桂民海を含む関係者5名がタイや中国各地で行方不明となり、中国当局による拘束が確認されたという事件は世界中で大きなニュースとなりました。拘束時には、桂民海氏が「2003年12月、20代の中国人女子大生を車の事故で死なせたので自首するために中国に来た」と語る告白ビデオが中国当局によって流されました。桂民海氏は2017年10月17日に釈放されていましたが、実質的には中国での滞在を余儀なくされていたようです。また2015年時点では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症していなかったため、様々な憶測が流れています。

香港BSでも銅鑼湾書店のニュースを3度に渡り発信してきました。過去の記事は以下にてご確認いただけます。

・中国で失踪した銅鑼湾書店のラムさんが中国当局からの監禁を暴露(2016年06月17日)
https://hongkong-bs.com/topics/20160617/

・誘拐された反中書店の1人がTV出演!そして驚きの発言(2016年03月01日)
https://hongkong-bs.com/topics/20160301/

・反中国書店の香港人経営者が行方不明(2015年11月16日)
https://hongkong-bs.com/topics/20151116/