長州島の観光客が20%増 道路清掃員は大忙し

更新日:2017年04月18日
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長洲島

ここ数年で香港のレジャースポットとして人気急上昇中の長州島(チュンチャウ島)への観光客数が、今年のイースター休暇中は去年より20%増加。ローカルフード店などの売上が大きく上がり、道路の清掃員は観光客の食事後の清掃に追われる毎日となったようです。

長州島は、香港島の西、ランタオ島の南東に位置する離島で、人口は約2万3千人。昨年のイースター連休は島の住民とほぼ同じ数の観光客が訪れ、今年はそれをさらに上回る人出となりました。長州島ではバスもタクシーもなく、徒歩と自転車が交通手段となることが有名で、イースター休暇中のレンタルサイクル店売上は30%増になったとのことです。

観光客による島内経済の活性化が喜ばれる一方、セントラルからのフェリーで10~15分間隔で次々に訪れる観光客がローカルフードの食べ歩きを楽しむことでゴミ箱はあっという間に溢れかえり、道路清掃員たちが「時間内にきれいにすることは不可能だ」と不満を口にする姿も取材されていました。また、連休であっても日帰りで訪れる人が多いため、ホテルや民宿の売上げは通常とあまり変わらなかったそうです。

昔の香港の面影を残した町並み観光、のどかな風景を楽しみながらのハイキング、海水浴、そして食べ歩きと、国内外の観光客に人気急上昇中の長州島。毎年5月頃に行われる「長洲島饅頭祭り」も有名で、今年は5月3日に開催、香港BSホームページのイベント情報(https://hongkong-bs.com/hkevent/2017031501/)でも紹介していますので、興味のある方はご確認ください。