ブラジルが腐敗肉を世界に輸出か

更新日:2017年03月21日
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ブラジル

※3月21日中に、香港でもブラジル産食肉(牛肉、豚肉、鶏肉)の輸入禁止が発表されましたので、ご注意ください。

先週末、ブラジルで腐敗肉やサルモネラ菌食肉の不正輸出が発覚し、中国を含む主な輸入国が食肉(牛肉、豚肉、鶏肉)の輸入停止を発表したことが騒がれています。香港に関しても、輸入肉の約3割がブラジル産であることから、その影響が話題となっています。

ブラジル捜査当局によると、ブラジルの食肉加工会社70社が一斉家宅捜査を受け、うち21社が輸出禁止処分、3社が工場閉鎖となっています。また食肉加工会社が衛生検査員に賄賂を渡し、腐敗肉など食品衛生管理基準を満たさない食肉を不正に取引していたことがわかっており、38人に逮捕状がでています。

ブラジルは世界有数の食肉生産国で、世界150カ国以上に輸出をおこなっています。特に今回輸入禁止措置を取った中国への輸出は、2016年で139億USドル(約1.6兆円)で、食肉輸出全体のうち30%を占めています。

現時点、香港ではブラジル産肉の輸入禁止などの発表はおこなわれておりません。香港の食物環境衛生署によると、香港への輸入肉は厳しい検疫を通過している、とのコメントが発表されています。 ブラジル産の牛肉や鶏肉は、欧米産や中国産に比べて安く販売されているため、消費者にとって身近な存在となっていますが、今後の動向には注意する必要がありそうです。