パチンコ店ニラク、香港で上場

更新日:2015年03月24日
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日本のパチンコ店の「株式会社ニラク」が香港で上場するため、本日24日から27日正午まで新規株式の公募が行われます。4月8日に香港証券取引所で株式上場される予定となっており、日本のパチンコ店の香港上場は2012年のダイナムに続き2社目となります。(香港各紙)

株式会社ニラク(Niraku GC Holdings)の株は3億株発行され、株価は1.1~1.28香港ドル(約17~20円)、株式購入単位は2,000株となっています。発行される3億株のうち、10%は香港調達、90%は国際調達となるようです。資金調達の目的は、90%を新規5店舗の開店資金、残りはシステムや運営費用とのことです。

日本のパチンコ店は、換金方式が完全に合法と言い切れないため、日本で上場することができません。そのため、ダイナムに続き、ニラクも香港上場となりました。

数年前より、香港上場を検討する日本法人が増えてきました。しかし、二カ国間の会計や法務コストが余計に掛かることに加え、日本の株式市場が活況となっているため、実際に上場する会社は非常に少ないのが現実です。