大坑舞火龍が2024年9月16日〜18日に開催

更新日:2024年08月23日
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火龍

香港島の大坑(タイハン)地区で行われる伝統的な行事「大坑舞火龍(ファイヤー・ドラゴン・ダンス)」が2024年9月16日(月)〜18日(水)の3夜連続で毎晩20時15分から開催されます。300人以上のパフォーマーにより約12,000本の線香で飾られた全長67メートルの巨大な龍のパレードがおこなわれ、無料で鑑賞できます。

大坑舞火龍は1880年から140年以上の歴史ある伝統行事で、香港の無形文化遺産に登録されており香港居住者だけでなく海外からの観光客も多く訪れます。この行事が始まったのは、かつて大坑地区の農業と漁業のコミュニティが疫病に悩まされていた時に、村の長老が夢の中で村を救うため、くすぶる線香で飾られたドラゴンを作り通りを練り歩くように指示されたことがきっかけだと言われています。それ以来、この風習は毎年おこなわれ香港で最も重要な文化行事の1つとしての地位を確立しています。龍の制作は熟練した職人チームが1ヶ月以上かけて手作業でおこない、胴体は32の部分からなり、重さは頭だけでも48kgあります。

大坑舞火龍のパレードが通るルートは公式ウェブサイトで確認でき、最もおススメの鑑賞スポットは浣紗街(Wun Sha Street)と案内されています。なお、大坑舞火龍は中秋節(今年は9月17日)におこなわれる行事であり、中秋節に近くのビクトリア公園でおこなわれる灯籠祭り(ランタンフェスティバル)も有名です。

香港政府観光局:https://www.discoverhongkong.com/hk-eng/explore/culture/tai-hang-s-fire-dragon-dance.html
公式ウェブサイト:https://www.taihangfiredragon.hk/Home.html