明日は清明節、交通事情と慣習・タブーについて

4月4日(金)、香港は日本のお盆にあたる「清明節」という祝日になります。先祖のお墓参りやお墓掃除をするために、多くの人が墓地を訪れる重要な日とされています。本日は、清明節の交通事情と慣習やタブーについてお伝えします。
香港イミグレーションは、本日4月3日(木)から4月6日(日)までの4日間で、香港と海外、中国本土を行き来する人が約458万人に達し、そのうち約391万人が陸路で中国本土との間を移動すると予想しています。そのため、陸路の出入境施設は大変混雑する見込みです。運輸署は、自家用車での陸路移動は長時間待つ可能性があると注意を呼びかけています。
地下鉄MTRは、4月4日(金)から4月6日(日)までの間、香港と中国本土の境界を結ぶ東鉄線の運行本数を増やします。また、一部のバスや高速鉄道も追加便を運行し、混雑への対応を強化します。
清明節には、お線香や紙製品を燃やす風習がありますが、毎年山火事が発生することもあります。
清明節には多くのタブーがあり、注意を怠ると不運を招いたり、体調を崩したりすることがあるとされています。香港メディア「星島頭條」は、清明節の10大禁忌として以下の点を挙げています。
■清明節の10大禁忌
1.先祖の古い家にむやみに出入りしてはならない
2.午後5時以降は墓参りをしてはならない
3.先祖の位牌が置いてある家に行ってはならない
4.墓参り後は直接帰宅してはならない(帰宅前に混雑した場所を訪れて気を落ち着けるのがよい)
5.肉体的な快楽を求めたり、麻雀などの賭け事をしてはならない
6.墓地では写真を撮ったり、ふざけたり、笑ったりしてはならない
7.お墓の前でため息をついたり、唾を吐いたり、大小便をしてはならない
8.墓石の上を踏んだり、他人の墓を不用意に触ったりしてはならない
9.墓地では人をフルネームで呼んではならない
10.墓参りの後は友人や親戚の家に訪問してはならない
清明節の禁忌に加え、台湾の占い師であり風水専門家の清水孟國際塔羅・小孟老師によると、特定の人々は墓地の「気」の影響を受けやすく、体調不良を引き起こしたり、運気を落としたりする可能性があるとされています。以下の10タイプの人は、墓参りは控えたほうがよいとされています。
■墓参りを避けるべき10タイプの人
1.結婚を控えている、または新婚の人
2.妊婦
3.赤い服を好んで着る人(赤色は陽の気が強すぎて、墓地の陰の気と衝突するため)
4.0〜3歳の幼児(エネルギーが弱く、霊的な影響を受けやすい)
5.病気療養中の人
6.家族や親族と財産問題で争っている人
7.80歳以上の高齢者(体力が低下しており、墓地の気の影響を受けやすい)
8.香水をよく使う人(強い香りが霊を引き寄せるとされる)
9.朝にお経を唱える習慣がある人(霊的な影響を受けやすくなるとされる)
10.汚い言葉や乱暴な言葉をよく使う人(墓地での礼儀を欠く行為は運気を下げるとされる)
清明節は、ご先祖を敬い、家族とともに思いを馳せる大切な日です。伝統的な慣習やマナーを守り、慎重に行動することで、良い運気を保ちつつ、故人を偲ぶことができるでしょう。