ハロウィンをテーマとした注目のイベント
ハロウィンをテーマとした、香港太空館での3Dプロジェクション、カボチャや幽霊が描かれたトラムの走行、カボチャのトラックのアイスクリーム配布などをお伝えします。また、セントラルの香港動植物公園で飼育中の猿が11匹死亡している件で死因は類鼻疽だと発表されたこと、香港政府の統計局が2024年7月~9月の失業率を3.0%と発表したこともお伝えします。
■ハロウィンをテーマとした注目のイベント
現在発表されている香港でおこなわれるハロウィンをテーマとした注目のイベントをご紹介していきます。香港のナイトライフの中心エリアである中環(セントラル)のランカイフォン、尖沙咀(チムサーチョイ)のナッツフォードテラスでも大きな盛り上がりを見せるでしょう。
◯香港太空館の球体で3Dプロジェクションが開始
10月31日(木)まで、香港太空館(香港スペース・ミュージアム)の球体の外壁でハロウィンをテーマにした3Dプロジェクションマッピングがおこなわれています。3Dプロジェクションマッピングは毎日20時15分から22時30分まで、「ハングリーパンプキン、ゴーストDJ、フレンドリーパイナップルパン、ギャラクシーボーイ、パーティーラヴィンバット」の5種類に変化します。
◯カボチャや幽霊が描かれたトラムが走行中
10月31日(木)まで、カボチャや幽霊が描かれたデザインの2階建てトラム(路面電車)が香港島エリアを走行しています。10月31日(木)の18時~22時には、フレンドリーなお化けやモンスターが乗ったパーティートラムが石塘咀の屈地街から銅鑼湾に登場し通行人を楽しませます。
◯カボチャのトラックがアイスクリームを配布
カボチャの馬車のようなデザインのトラックが25日(金)と26日(土)の19時~22時の時間帯に銅鑼湾(コーズウェイベイ)、尖沙咀(チムサーチョイ)、旺角(モンコック)エリアに登場、10月31日(木)の19時~22時には中環(セントラル)のフェリーピア8(八號碼頭)に登場し、無料でアイスクリームを配布します。
◯地下鉄MTRではお化けがイタズラ
10月31日(木)まで、地下鉄MTR中環駅と銅鑼湾駅で、お化けがイタズラするというイベントがおこなわれています。駅のエスカレーターもハロウィンテーマの装飾となっています。
上記の他にも、空港やショッピングモールでハロウィンの装飾が見られます。ハロウィンをテーマとした車両などは観光局のホームページからもご覧いただけます。
https://www.discoverhongkong.com/eng/explore/culture/halloween.html
■動植物公園の猿11匹死亡、死因は類鼻疽
中環(セントラル)のミッドレベルの香港動植物公園で、飼育中の猿が10月13日から1週間で11匹死亡している件で、検死の結果、死因は類鼻疽だと発表されました。類鼻疽は土壌菌の一種である類鼻疽菌がうつることによってかかる病気であり、人や動物は重篤な症状を引き起こしますが、当局は「動物から人間への感染は非常に稀だ」と話しています。今回の感染原因は、猿の飼育場所付近の土を掘り返す作業があったことで作業員の靴を通じて菌を含んだ土が檻に入ったと考えられており、死亡した猿の臓器からは大量の類鼻疽菌が見つかったとのこと。
香港動植物公園は1860年代に作られた公園で、約158匹の鳥類、93匹の哺乳類、21匹の爬虫類が飼育されています。哺乳類セクションは当面の間、閉鎖となりました。
■香港の7~9月の失業率3.0%で横ばい
香港政府の統計局が2024年7月~9月の失業率を3.0%と発表しました。前回(2024年6月~8月)から失業率は変わらず、業界によって多少の差はあるものの大きな変化はありませんでした。失業者数は前回の122,300人から2,400人減少して119,900人となり、総雇用者数は前回の3,708,500人から1,700人増加して3,710,200人となりました。