中国320都市で使用できるオクトパスカードが発売
中国320都市の公共交通機関で使用できるオクトパスカードが3月末までに発売すること、香港天文台は今日と明日は最低気温が12度まで下がると予想しており寒さに注意するよう呼びかけていること、観光局は2024年の香港訪問者数は4600万人となり新型コロナウイルス流行前の2018年の約70%に回復すると予想していることをお伝えします。
■中国320都市で使用できるオクトパスカードが発売
香港でオクトパスカード(日本のSuicaのようなカード)を発行しているオクトパスカード社が、中国320都市の公共交通機関で使用することができる新しいオクトパスカードを3月末までに発売することを発表しました。
新しいオクトパスカードは香港の地下鉄MTR駅で購入でき、香港ドルでチャージすることで、香港内と中国本土で使用が可能となります。中国で使用した場合は中国人民元に自動的に両替されて引き落とされます。
■今日と明日は最低気温が12度まで下がると予想
香港天文台は、本日3月1日(金)と明日3月2日(土)は最低気温が12度まで下がり、北東モンスーンと広範囲の雨と雲の影響で寒い日になると予想しています。昨日16時20分に寒い日に発令される「寒冷天気警告」という警報が発令されています。暖かい服を着て、ヒーターなどを使用する際は部屋の換気を確保するよう注意喚起がおこなわれています。
■2024年末までに訪問者数はコロナ前の70%に回復
香港政府の観光局は、2024年の香港訪問者数を4600万人と予想しました。2023年の3400万人から35.3%増加し、新型コロナウイルス流行前の2018年の6515万人の約70%に回復する見込みです。
また、香港訪問者数の平均宿泊日数は2023年は3.6日でしたが、2024年は3.2日と減少すると予想されています。訪問者の1人あたり消費額は2023年は6,939香港ドルだったのが2024年は5,800香港ドルに16%減少すると予想されています。
観光局は先日発表された財政予算案で、観光促進のため3年間で9億7,100万香港ドルを割り当てると発表しています。尖沙咀の光のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」のリニューアル、毎月の花火大会やドローンショーの開催、大規模な国際イベントの企画と支援など様々な計画がおこなわれています。