QS世界大学ランキング2024発表、香港大学は26位

更新日：2023年07月03日

英国の大学評価機関のクアクアレリ・シモンズ（QS）社は、世界104か国・地域の1500大学を対象とした「QS世界大学ランキング2024」を発表しました。数ある世界大学ランキングの中でも、雇用される能力とサステナビリティを評価基準に取り入れている唯一のランキングです。

世界1位は12年連続のマサチューセッツ工科大学（MIT）、2位はケンブリッジ大学、3位オックスフォード大学、4位ハーバード大学、5位スタンフォード大学、6位インペリアル・カレッジ・ロンドン、7位チューリッヒ工科大学、8位シンガポール国立大学、9位UCLユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、10位カリフォルニア大学バークレー校となりました。

香港の大学でトップ100入りしたのは26位香港大学（前年21位）、47位香港中文大学（前年38位）、60位香港科技大学（前年40位）、65位香港理工大学（前年65位）、70位香港城市大学（前年54位）です。日本の大学でトップ100入りしたのは28位東京大学（前年23位）、46位京都大学（前年36位）、80位大阪大学（前年68位）、91位東京工業大学（前年55位）でした。

アジアだけでみると、1位はシンガポール国立大学（世界8位）、2位北京大学（世界17位）、3位清華大学（世界25位）、4位南洋理工大学（世界26位）と香港大学（世界26位）、6位東京大学（世界28位）、7位ソウル大学校（世界41位）、8位浙江大学（世界44位）、9位京都大学（世界46位）、10位香港中文大学（世界47位）となっています。

QS世界大学ランキング2024の結果には、1,750万件の学術論文と、24万人以上の学術･企業関係者からの意見が反映されています。今年度、QSはランキングの評価方法を大きく見直しており、新たにSustainability（サステナビリティ）、Employment Outcomes（雇用結果）、International Research Network（国際研究ネットワーク）の3つの指標を評価項目に加え、従来からの指標であるAcademic Reputation（学術関係者からの評価）、Employer Reputation（企業からの評価）、Faculty Student Ratio（教員一人当たりの学生比率）の配点を見直しています。

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