遂に巨大アヒルがビクトリアハーバーに
本日は、6月10日に遂に巨大アヒルのアート「ラバーダック」がビクトリアハーバーに浮かべられること、2023年4月の小売売上高が市場予想を上回る前年同月比15%増となったこと、観塘のプロムナードで明日ハッピー香港グルメマーケットプレイスが開催されることをお伝えします。
■遂に巨大アヒルがビクトリアハーバーに
オランダの芸術家フロレンティン・ホフマンによる巨大アヒルのアート「ラバーダック」が6月10日(土)にビクトリアハーバーに浮かべられます。詳細な場所は、金鐘の添馬公園(Tamar Park)から続く中西区海濱プロムナード(Central and Western District Promenade)付近であり約2週間浮かべられます。
2013年に尖沙咀側で登場した高さ16.5メートルのラバーダックよりさらに巨大な高さ18メートルの巨大アヒル2羽セットの作品「Double Ducks(ダブルダックス)」となります。
中環、銅鑼湾、尖沙咀、九龍塘、ホンハム、旺角など香港各地のMTRの18駅でもアヒルをモチーフにしたアートが登場します。そして金鐘(アドミラルティ)駅はダブルダックス駅、E出口は「ダブルダックスルート」となり、高さ6メートル、幅 24.5メートルの窓からは実際にビクトリアハーバーに浮かべられたダブルダックスを眺めることができるようになります。また、香港島ではダブルダックスをテーマにしたトラムが1ヶ月間運行する予定です。
■4月の小売売上高が予想を上回り15%増
2023年4月の小売売上高が前年同月比15%増の347億香港ドルとなったことを香港政府の統計局が発表しました。市場予想の13.8%を上回り、5ヶ月連続の増加となりました。2023年1月〜4月の4ヶ月間では前年同期比21.7%増加しています。
4月の小売売上高は、宝飾品・時計・高級ギフトの売上増加(75.2%増加)によって大きく押し上げられました。衣料品は38.6%増加、医薬品・化粧品は34.8%増加となっています。一方、4月のオンライン売上高は前年比11.9%減の22億香港ドル(全体の6.4%)となり、1月〜4月は前年同期比6.9%減となりました。
香港政府の報道官は「インバウンド観光とローカル消費需要の復活が小売部門の業績を引き続き助けるはずだ。電子消費券の支給もさらなる支援となるだろう」とコメントしています。
■観塘で明日グルメマーケットプレイス開催
6月3日(土)と4日(日)の2日間、第3回ハッピー香港グルメマーケットプレイスが観塘(クントン)のプロムナード「VESSEL」で開催されます。アジア料理にフォーカスしたワイン&ダインをテーマとしており、65以上の屋台が登場します。パフォーマンスや調理の実演、子供向けゲームなども用意されています。時間は午前10時から午後8時。MTR牛頭角駅B6出口が最寄りとなります。
「ハッピー香港」は政府による消費刺激策で、一環としてグルメマーケットプレイス(美食市集)は第1回は4月に湾仔で開催、第2回は5月に沙田で開催されました。