香港のエリア別の世帯収入が発表

更新日:2023年04月04日
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アバディーン

香港政府統計局が香港のエリア別(全18区)の月間世帯収入を発表しました。1位は中西区(セントラルや上環があるエリア)で平均42,300香港ドル(約72万円)、最下位は観塘区(クントン)で平均22,100香港ドル(約37万円)となり、香港全体の平均(中央値)は28,300香港ドル(約48万円)と発表されました。

エリア別(全18区)の月間世帯収入トップ10をみると、1位は中西区42,300香港ドル、2位は湾仔区(銅鑼湾含む)41,800香港ドル、3位は西貢区(将軍澳含む)40,000香港ドル、4位は南区(アバディーンやレパルスベイ)34,200香港ドル、5位は荃湾区(馬湾含む)32,300香港ドル、6位は東区(北角、鰂魚涌、筲箕湾、柴湾)31,500香港ドル、7位は大埔区(タイポー)30,200香港ドル、8位は九龍城区(ホンハム、土瓜湾含む)30,000香港ドル、9位は沙田区(シャーティン)29,700香港ドル、10位は離島区(東涌含むランタオ島、長州島、坪洲、ラマ島)29,400香港ドルでした。尖沙咀と旺角のある油尖旺区は11位で29,000香港ドルとなっています。

また、人口統計も同時に発表されており、2022年の香港の人口は7,259,700人で前年比0.9%減(64,900人減)、労働力人口は3,776,300人で前年比2.4%減(94,100人減)と発表されました。エリア別で人口が最も減少したのは中西区で、2021年の233,400人から5.4%減の220,800人となりました。

世帯平均人数は香港全体で2.7人、最も多い南区は2.9人、最も少ない油尖旺区は2.4人でした。なお、日本の世帯平均人数は2.37人となっており香港よりさらに少ない数値となっています。