出張費ランキングで香港がアジア1位

更新日:2023年03月22日
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宿泊費

本日は、出張にかかる費用ランキングで香港が1日平均68,900円でアジア1位(世界16位)となったこと、香港の職場での幸福度調査の結果が10点満点中5.15点となり回答者の40%が給料が低すぎて仕事量と成果に見合っていないと感じていることをお伝えします。

■出張費ランキングで香港がアジア1位
人材コンサルティング会社「ECA International」が、世界196か国・地域の457都市を対象に出張にかかる費用ランキングを発表しました。香港はアジアで最も出張費が高い都市として1位、世界では16位になりました。アジアトップ10は、1位香港、2位シンガポール、3位東京、4位上海、5位ソウル、6位ダッカ(バングラデシュ)、7位台北、8位北京、9位横浜、10位新竹(台湾)となっています。

出張費ランキングでは1日にかかる費用の平均(4つ星ホテル宿泊費、食費、洗濯代、アルコール飲料とソフトドリンク、タクシー運賃、雑費)を調査しており、香港は1日平均520米ドル(約68,900円)。2位のシンガポールは1日平均515米ドル(約68,200円)でわずかな差でした。3位の東京は1日平均424米ドル(約56,100円)で円安も影響しているとのことです。

世界1位はニューヨークで1日平均796米ドル(約105,500円)。2位ジュネーブ、3位ワシントンDC、4位チューリッヒ、5位サンフランシスコ、6位テルアビブ、7位ロサンゼルス、8位ロンドン、9位ルアンダ (アンゴラ)、10位パリとなりました。

■香港の職場での幸福度は10点満点中5.15点
チャリティー団体Wofoo Social Enterprises(和富社會企業)のHK WeCareが2022年12月13日から28日にかけて1,527人の香港の就業者を対象に「職場での幸福度」を調査し、10点満点中5.15点となったことを伝えました。労働時間は平均週43時間で、回答者の40%が「疲れ果てており、給料が低すぎて、仕事量と成果に見合っていない」と感じているようです。就業者と無職者を含めた別の調査では幸福度が6.59点とのデータがあり、就業者の幸福度の方が大幅に低いことが報じられています。