電子消費券5,000香港ドルの詳細発表
本日は、電子消費券5,000香港ドルの詳細が発表され4月16日に3,000香港ドルが配布されること、外国人ヘルパーの延長特例措置が5月1日で終了すること、全ての学校で3月16日から新型コロナ抗原検査が不要となることをお伝えします。
■電子消費券5,000香港ドルの詳細発表
香港政府は、18歳以上の香港永久居民と香港新移民を対象として5,000香港ドルの電子消費券を配布することを発表しました。4月16日に3,000香港ドル、7月16日に2,000香港ドルと2回に分けて配布されます。香港永久居民と香港新移民とは、「2022年6月13日時点で18歳以上、パーマネントIDカード保有の香港永久居民とその扶養家族。香港を永久に離れておらず、その意思もないこと」となります。
その他の2022年6月13日時点での18歳以上の香港居住者(就労ビザ、投資ビザ、学生ビザの保有者など)は半額の2,500香港ドル(4月16日に1,500香港ドル、7月16日に1,000香港ドル)が配布されます。
電子消費券は6種類「Octopus(オクトパス)、AlipayHK(アリペイHK)、Tap & Go(タップ・アンド・ゴー)、WeChat Pay HK(ウィーチャットペイHK)、HSBC PayMe(ペイミー)、中国銀行 BoC Pay」のいずれかの電子決済プラットフォームで受け取ることができます。
4月16日の配布について、オクトパスカードで受取る方は政府からの通知後にコンビニなどで受け取ることになります。それ以外の方は2022年(前回)の配布時と同じ登録アカウントに自動振り込みされます。7月16日の配布については受取方法を変更できる予定となっています。
なお、アカウント情報変更やオクトパスカードを紛失してしまった方はウェブサイトより登録情報をアップデートする必要があります。
■外国人ヘルパーの延長特例措置が終了
外国人ヘルパーの雇用契約延長の特例措置と、契約満了時の帰国休暇を延期する特例措置が5月1日で終了します。
雇用契約が満了する外国人ヘルパーについて、「雇用契約を双方合意のうえで最大6ヶ月延長できる」という措置でしたが、5月1日以降は雇用契約の延長ができなくなります。また、外国人ヘルパーとの雇用契約が満了する場合、「通常は雇用契約満了から1年以内に出身国への帰国が必要だが、帰国をさらに延期できる」という措置でしたが、こちらも5月1日以降は延期できなくなります。
■全ての学校でコロナ抗原検査が不要に
香港の教育局は3月16日(木)から、学校に通うための毎日の新型コロナウイルス迅速抗原検査(RAT)を全ての学校で不要とすると発表しました。すでに中学・高校では不要でしたが、小学校および幼稚園でも不要となります。また、生徒、教職員、訪問者が学校に入る際の検温も不要となります。