香港で食品やサービスの値上げラッシュ

更新日:2022年08月25日
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上海ガニ

本日は香港での値上げラッシュに関連するニュースをお伝えします。8月27日にピークトラムの再開が決まり運賃が約60%上がります。9月26日からは郵便料金が約10%値上げ。10~11月は上海蟹のシーズンですが中国の環境問題の影響により上海蟹の価格が20~30%上昇することが予想されています。

■ピークトラムが再開、運賃は値上げ
有名観光スポットのThe Peakへのケーブルカー「ピークトラム」の改修工事が完了し、8月27日(土)より再開します。旧車体よりも収容人数が増え最大210人の乗客を運ぶことができ、広い窓と天窓も特徴的です。ターミナル駅の大幅な改装もおこなわれました。

ピークトラムの運賃は60%以上の値上げとなり、大人は片道37香港ドルから62香港ドル、往復52香港ドルから88香港ドルへと値上げし、子供(3歳から11歳)とシニア(65歳以上)は片道14香港ドルから31香港ドル、往復23香港ドルから44香港ドルへと値上げしました。トラムの運営会社のMay Tsang氏は「運用コストと事業の持続可能性を考慮する必要があるため」と話しています。

■香港郵政が郵便料金の値上げを発表
香港郵政は9月26日から郵便料金を約10%値上げすることを発表しました。香港内の30グラム以下の手紙は2香港ドルから2.20香港ドルに値上げ。中国本土と台湾への航空便での20グラム以下の手紙は3.40香港ドルから3.70香港ドル、その他の海外への手紙は3.70~5香港ドルから4~5.50香港ドルに値上げします。香港郵政は「運用コストの増大、特に輸送費や端末使用料の主要コストの増加を相殺するため、郵便料金の定期的な調整が必要」と説明しました。

■中国の環境問題で上海蟹の価格が高騰
10~11月は上海蟹のシーズンですが、上海蟹の産地である中国蘇州市の陽澄湖(ようちょうこ)の水温上昇の影響で、陽澄湖の毛ガニ産業協会が「陽澄湖での蟹の生産量は半減する」との予測を発表しました。香港餐務管理協會(香港ケータリング管理協会)の会長は「香港への供給減少により、上海蟹の価格が少なくとも20〜30%上昇するだろう」と予想しています。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日7,884人(入境時・隔離中の発見207人、香港市中感染7,677人)、感染者合計は376,619人(陽性者合計1,479,393人)、死者合計は9,634人、入院者数は2,183人となっています。

ワクチン接種者合計は1回目接種が6,802,146人(93.3%)(シノバック3013005人、ビオンテック3789141人)、うち2回目接種が6,566,010人(90.2%)(シノバック2877251人、ビオンテック3688759人)、3回目接種が4,841,054人(70.7%)(シノバック1778680人、ビオンテック3062374人)、4回目接種が284,826人(シノバック129047人、ビオンテック155779人)となっています。

なお、香港から日本への入国について、9月7日(水)よりワクチン3回以上接種者は陰性証明書なしで入国できるようになります。