JAL東京発フライトが7日間着陸禁止

本日は、JAL（日本航空）東京発香港着のフライトが7日間着陸禁止となったこと、サンフェリー社のフェリーが全て通常運航に戻り4つのルートが再開したこと、電子消費券の配布が開始してからショッピングモールで売上が20～30％アップしたことをお伝えします。

■JAL東京発フライトが7日間着陸禁止
本日から7日間、JAL（日本航空）東京発香港着のフライトが着陸禁止となっています。これは「同じフライトで3人以上の陽性者が出た場合、その航空会社のその路線を1週間着陸禁止する」という規則によるものです。

■サンフェリーは本日から全て通常運航
本日より、約1ヶ月間停止していたサンフェリー社のフェリーが全て通常運航に戻ります。4つのルート「北角－紅磡間、北角－九龍城間、中環－長州島間、中環－梅窩間」が再開します。

■電子消費券効果でモールの売上アップ
4月7日（木）に電子消費券の配布が開始してから、ショッピングエリアは多くの人で賑わい、不動産デベロッパー大手の新鴻基地産（サンフンカイ）が運営する15のショッピングモールでは消費券配布後の4日間で前月と比べ売上が20～30％アップしたようです。新鴻基地産の代理執行役員の馮秀炎は「特にオーディオ機器、宝石類やヘルスケア商品を扱う店舗が売り上げを伸ばした」と話しています。

＜ 香港の新型コロナウイルスの状況 ＞
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、金曜2,492人（入境時・隔離中の発見8人、香港市中感染2,484人）、土曜2,535人（入境時・隔離中の発見13人、香港市中感染2,522人）、日曜1,921人（入境時・隔離中の発見18人、香港市中感染1,903人）、感染者合計は308,426人（陽性者合計1,190,183人）、死者合計は8,770人、入院者数は9,149人となっています。

ワクチン接種者合計は1回目接種が6,552,054人（92.4％）（シノバック2,838,649人、ビオンテック3,713,405人）、うち2回目接種が5,946,418人（85.9％）（シノバック2,508,108人、ビオンテック3,438,310人）、3回目接種が2,962,701人（シノバック974,449人、ビオンテック1,988,252人）となっています。

4月8日（金）から10日（日）までの3日間の自主抗原検査がおこなわれ、最初の2日間で2,202件の陽性報告、うち68.7％が無症状でした。政府は、陰性結果でも報告する人がいたがそれは必要ないと呼びかけています。