香港の米線「譚仔三哥」が東京新宿にオープン
本日は、香港のローカルヌードル米線を提供する有名店「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」の日本1号店が東京新宿にオープンすること、4月からバス運行や政府サービスが徐々に再開すること、4月21日以降の飲食店やエステの景気予測に関する業界のコメントをお伝えします。
■香港の米線「譚仔三哥」が東京新宿にオープン
香港でローカルヌードル「米線(マイシン)」を提供する有名店「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」の日本1号店が3月31日(木)、東京新宿にオープンします。2号店は4月14日(木)に吉祥寺、3号店は4月21日(木)に恵比寿にオープンすることも発表されています。譚仔三哥はミシュランガイドの「ビブグルマン」に3年連続で掲載されている香港市民に親しまれているレストランです。
譚仔三哥の米線(マイシン)は、お米と水で作られたグルテンフリーの麺を使ったスープヌードルで、スープ、辛さ、トッピングを自由に選んでカスタマイズできるのが特徴。スープは人気の麻辣(マーラー)をはじめとして、トマトや清湯(クリアスープ)など6種類から選ぶことができ、辛さは10段階から選べます。トッピングは肉、野菜、きのこ、フィッシュボールなど25種類あります。
譚仔三哥を出店する株式会社トリドールホールディングスは、丸亀製麺を主力ブランドとして世界中でレストラン展開をおこなう会社です。
■4月からバス運行や政府サービスが徐々に再開
運輸署は各バス会社に対して、通常通りの運行に戻していくように要請し、現在停止中の140路線のうち79路線は4月1日(金)から再開、残りの61路線は4月10日(土)まで停止とするよう指示しました。4月21日(木)から通常運行へと戻す目標としています。
その他にも4月1日(金)から、政府の公共サービスが段階的に再開予定。スーパーマーケットのAEON(イオン)は水曜日の「Super Day」セールの再開は未定としつつも営業時間短縮解除を発表しています。
■4月21日以降の飲食店やエステの景気予測
香港の飲食業界団体、香港餐飲聯業協会の黄家和(サイモン・ウォン)会長は、「4月21日(木)から店内飲食が午後10時まで許可されることで飲食業の売上はパンデミック前の70%程度まで回復する。しかし、物流遅延や物流費の高騰の問題もあり、海外から香港への輸送費は高いもので2.5倍程度に高騰している。」と話し、4月に配布予定の電子消費券5,000香港ドルについては「スーパーや薬局での生活必需品に使用され、飲食での使用は10~15%になるだろう。」と話しました。
また、エステなども再開しますが、香港美容業総会のネルソン・イップ会長は「エステの再開後の売上はあまり期待できない。経済全体が悪化しており市民は消費に控えめになっているだろう。また、3ヶ月間も営業できておらず、顧客はすでに購入したパッケージの消化から始める」と話しました。
< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日7,596人(入境時・隔離中の発見2人、香港市中感染7,594人)、感染者合計は285,122人(陽性者合計1,143,788人)、死者合計は7,571人、入院者数は10,905人となっています。
ワクチン接種者合計は1回目接種が6,511,351人(92.0%)(シノバック2,812,747人、ビオンテック3,698,604人)、うち2回目接種が5,780,455人(84.3%)(シノバック2,383,631人、ビオンテック3,396,824人)、3回目接種が2,749,545人(シノバック918,883人、ビオンテック1,830,662人)となっています。
香港政府は明日より、強制検査を無視した場合の罰金を現在の10,000香港ドルから、強制検査指示あるいは通知を無視した者は罰金25,000香港ドル、居住する建物がロックダウン時の強制検査から逃れた者は50,000香港ドルに引き上げます。またいずれも懲役6ヶ月が科されます。