香港国際マラソンで日本人ランナーが2位
10月24日(日)に開催された「スタンダード・チャータード香港国際マラソン2021」で、香港在住の日本人ランナーの城武雅さんが2位に輝きました。城武雅さんはゴール直前まで先頭を走っていましたが、香港人ランナーの驚異的な追い上げがあり、デッドヒートの末に4秒差で黄啟楽が1位(2時間31分10秒)となりました。
城武雅さんはゴール後のインタビューで「最後の追い上げは想定外だった。黄啟楽さんが1000mと1500mの早い選手なのは知っていて、彼を追い抜くことができなかった。私は2位になりましたが、今回の大会はとても楽しめた」と話しました。香港メディア「香港01」では「城武雅さんは仕事で今年4月から香港に滞在。跑馬地(ハッピーバレー)運動場で練習を重ねていた。」と伝えています。
城武雅さんは多くのフルマラソンやウルトラマラソンの大会に出場しており、日本で開催されたハセツネ30K(トレイルランニング大会)の2018年と2019年大会で優勝。また2019年にポルトガルで行われたトレイル世界選手権大会では日本代表チームのメンバーとして参加しており、沢山の輝かしい成績を残しているようです。
なお、昨日の香港国際マラソンには15,659人が参加し、参加者のうち445人が怪我または体調不良、うち23人が病院へ運ばれ、1人が重体となっています。また、衣服に「香港加油(香港頑張れ)」とプリントしていたランナーはスタート前に警察に止められて、着替えるよう求められ、「香港加油」のタトゥーのあるランナーには粘着テープで隠すよう要求されたようです。
< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は、金曜2人(域内感染者0人)、土曜6人(域内感染者0人)、日曜4人(域内感染者0人)、感染者合計は12,324人、死者合計は213人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が4,590,189人(対象者約680万人中67.5%)(シノバック1,668,761人、ビオンテック2,921,428人)、うち2回目接種が4,388,737人(シノバック1,601,532人、ビオンテック2,787,205人)となっています。