駐在員向け家賃ランクで香港が4年連続1位

更新日:2021年04月15日
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家賃トップ10

イギリスの人材調査会社ECAインターナショナルが世界主要都市の駐在員向けアパート家賃ランキングを発表。香港は4年連続で1位となり、2位ニューヨーク、3位東京と続きました。この結果は2020年9月のデータが元となっており、エグゼクティブ駐在員向けの3ベッドルームのアパートの家賃平均をランキング化しています。アジアトップ10は以下のようになっています。

1位 香港 10,769米ドル(約117万円)(昨年1位)
2位 東京 9,317米ドル(約101万円)(昨年2位)
3位 上海 5,222米ドル(約57万円)(昨年3位)
4位 横浜 5,168米ドル(約56万円)(昨年4位)
5位 ソウル 5,107米ドル(約55万円)(昨年5位)
6位 北京 4,599米ドル(約50万円)(昨年6位)
7位 大阪 4,278米ドル(約46万円)(昨年8位)
8位 シンガポール 4,210米ドル(約45万円)(昨年9位)
9位 台北 4,101米ドル(約44万円)(昨年10位圏外)
10位 ムンバイ 3,980米ドル(約43万円)(昨年7位)

香港のエグゼクティブ駐在員向けアパートの家賃平均は昨年の11,318米ドルから5.95%低下。ECAインターナショナル・アジア地区ダイレクターのリー氏は香港について「新型コロナの影響で、香港に駐在する外国人が大幅に減少し、駐在員に人気のある一流エリアのアパートの需要が減少した。さらに社会・政治的緊張と失業率の悪化が合わさり、高級アパートの需要が減少したため、平均家賃が低下した」と説明しています。

また台北の平均家賃が5%以上上昇しておりアジアトップ10圏外から9位となったことが注目されているようです。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日5人、感染者合計は11,613人、退院者合計は11,237人、死者合計は209人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が約632,300人(人口の約8.4%)(シノバック359,400人、ビオンテック272,900人)、うち2回目接種が約318,700人(シノバック177,400人、ビオンテック141,300人)となっています。