飲食店、来訪者の入店記録を怠り14日間の処分

更新日:2021年04月14日
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マカオ入境

香港では新型コロナウイルス感染対策として飲食店に対して、店舗来訪者の入店記録を義務化していますが、入店記録を怠っていたとしてファストフード店「大快活(Fairwood)」と「大家楽(Cafe de Coral)」に対して14日間の処分が下されました。処分内容は午後6時まで1テーブル2人まで、午後6時以降の店内飲食禁止となりました。

現在、飲食店などの店舗では来訪者に対して追跡アプリ(安心出行)の利用、または用紙記入(名前・電話番号・日時)が義務化されており、店内飲食は1テーブル4人までとなっていますのでご注意ください。

14日間の処分が下された大快活と大家楽はどちらも香港仔(アバディーン)センター内にあります。4月4日に食物環境衛生署の職員が見回りをした際に店舗来訪者の入店記録が確認できなかったことから、即日起訴処分となったようです。食物環境衛生署はイースター連休中に2,000軒以上の飲食店を見回っており、違反がみられた25社の運営会社を起訴しています。25社のうち15社が入店記録を怠っていたとのこと。

なお、香港メディア「香港01」では、記者が大家楽への入店時に偽名を記入したが、本人確認がなかったと制限に対する抜け穴を指摘しています。

■マカオ政府、香港との検疫緩和について
昨日、マカオ行政長官の賀一誠は、香港の感染者が14日間連続でゼロになったら、香港・マカオ間における検疫措置の緩和について協議を進めると述べました。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日13人、感染者合計は11,608人、退院者合計は11,227人、死者合計は208人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が約615,300人(人口の約8.2%)(シノバック355,500人、ビオンテック259,800人)、うち2回目接種が約303,400人(シノバック165,600人、ビオンテック137,800人)となっています。また、昨日は4週間ぶりとなる予告なしのロックダウンが、荃湾の麗都花園2座で実施されました。