第4弾の助成金、55億香港ドルの内訳
昨日、第4弾の助成金、64億香港ドル(約852億円)が立法会の財務委員会で承認されました。64億香港ドルのうちの55億香港ドル(約732億円)は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けている19の区分に使用されます。香港政府が発表した内訳をお伝えします。
1.飲食業(計34億香港ドル)
(a) 普通レストラン、軽食店、水上レストラン、工場食堂:面積により10万~50万香港ドル/店
(b) カラオケ、ナイトクラブ、バー、パブ:上記に加え+5万香港ドル/店
(c) 屋台:5万香港ドル/店
2.エステ、マッサージ、パーティールーム(計7億香港ドル)
エステ・マッサージ:従業員数により3万、6万、10万香港ドル/店(最大300万香港ドル/チェーン)
パーティールーム:一律4万香港ドル/店
3.学校向けのケータリング業者、お弁当業者、習い事講師、スクールバスサービス(計3億6,200万香港ドル)
(a)学校向けのケータリング業者:8万香港ドル/業者
(b)小中学校のお弁当業者:1万香港ドル/校
(c)学校向けの習い事講師・コーチ・トレーナー:7,500香港ドル/人
(d)スクールバスサービス:1万香港ドル/ドライバー、さらに付添人向けに+1万香港ドル/台
4.チャイルドケアセンター(計2億6,000万香港ドル):
「1ヶ月の全日制の在籍者数×4,000香港ドル+1ヶ月の半日制の在籍者数×2,000香港ドル」を4ヶ月分
5.フィットネスセンター、スポーツ施設(計1億9,000万香港ドル):10万香港ドル/施設
6.幼稚園、私立学校(計1億3,500万香港ドル):規模により6万~16万香港ドル/校
7.塾(計1億800万香港ドル):4万香港ドル/校
8.クラブハウス(計8,000万香港ドル):10万香港ドル/施設、クラブハウス内にカラオケ、ナイトクラブ、バー、クラブが併設されている場合は+5万香港ドル
9.登録スポーツコーチ(計7,500万香港ドル):7,500香港ドル/人
10.習い事の先生(計4,500万香港ドル):7,500香港ドル/人
11.芸術&文化分野の芸術家とフリーランサー(計4,000万香港ドル):7,500香港ドル/人
12.政府のスポーツ&レクリエーション、文化プログラムの中止で影響を受けたパートタイムのインストラクターやスタッフ(計3,600万香港ドル):中止された2020年11月28日~2021年1月31日の給与全額
13.公共エンターテインメントライセンス保有施設(計2,800万香港ドル):ライセンスの種類により10万または2万香港ドル/ライセンス保有者
14.ゲームセンター(計2,400万香港ドル):10万香港ドル/運営者
15.映画館(計2,100万香港ドル):10万香港ドル/スクリーン、最大300万香港ドル/系列
16.スポーツ&レクリエーション施設(計800万香港ドル):10万香港ドル/施設
17.麻雀/天九ライセンス保有者(計700万香港ドル):10万香港ドル/ライセンス保有者
18.アミューズメントライセンス保有施設(計600万香港ドル):10万香港ドル/ライセンス
19.商業浴場(計500万香港ドル):10万香港ドル/施設
残りの9億香港ドル(約120億円)は緊急時に使用する予定としています。来年より助成金が給付される予定です。