公務員が月曜日から職場勤務を再開
香港の公務員が月曜日から職場勤務を再開することや、新型コロナウイルスがペットに感染するかが本日話題となっています。また、香港永久居民の日本人の方から「自分は1万ドル支給対象なのか?」という質問が数件ありましたので再度解説いたします。
■公務員が月曜日から職場勤務を再開
1月末から在宅勤務となっていた香港の公務員の多くが、3月2日(月)より職場での勤務を再開します。裁判所業務は3月より徐々に再開し、政府運営のテニスコートなどの施設は利用者制限をおこなうとのこと。
■新型コロナ、ペットに感染するか?
新型コロナウイルス感染者が飼っている犬の口、鼻、直腸を検査したところ「弱い陽性反応」が出たと香港政府が発表しました。弱い陽性反応の報告を受けた上で香港政府の漁農自然護理署は「犬に感染症状はなく、犬から人に感染する証拠はない。さらに繰り返し検査をおこない、陰性となれば飼い主のもとに返す予定だ」と述べました。世界保健機関(WHO)も「犬や猫が感染するという証拠はない」と述べています。
■10,000香港ドル支給対象を再度確認
昨日、香港01の以下記事を紹介したところ、香港に住む香港永久居民の日本人数名の方から「私は3つ星ではないので対象者じゃないのでは?」と不安の声が届きました。まず、3つ星は海外に住む香港人を対象とした条件のため日本人には関係しません。そして、現時点の香港政府の発表から考えると日本人の支給対象者は以下となります。
・香港に住んでいる香港永久居民(香港に住む香港永久居民の日本人は含まれる)
<昨日紹介した香港01の記事>
10,000香港ドルの支給対象は、18歳以上の「香港在住の香港永久居民」及び「海外に住む香港人」と伝えられており、なお、「海外に住む香港人」にある香港人とは、香港IDカードに「3つ星(***)」がついている人(基本的に香港パスポート保有者)となるようです。
10,000香港ドル支給は香港政府の財政予算案で発表された内容です。現段階では「案」であるため100%の確定ではありませんが、過去においては財政予算案で発表された内容は実行されています。
なお、本日時点での香港内の新型コロナウイルスの感染者は2人増え93人。新たな感染者2人は北角(ノースポイント)の仏教寺「福慧精舎」に訪問したことが分かっています。中国全体では、感染者は78,824(327人増加)、死者は2,788人(44人増加)となっています。