1万香港ドル支給は早くとも夏
本日は、昨日発表された「18歳以上の香港永久居民に10,000香港ドル」についての支給時期と、「香港警察が2,500人を募集している」ことが話題となっていますのでお伝えします。
■1万香港ドル支給は早くとも夏
昨日、香港政府が18歳以上の香港永久居民に10,000香港ドルを支給すると発表した件で、財政司司長の陳茂波氏は「手続きは早くとも夏の初めになると」と伝えました。また、香港メディアSCMPでは「支給は早くとも8月になる」と政府関係者が述べたと伝えています。
また香港メディア「香港01」によると、10,000香港ドルの支給対象は、18歳以上の「香港在住の香港永久居民」及び「海外に住む香港人」と伝えられており、なお、「海外に住む香港人」にある香港人とは、香港IDカードに「3つ星(***)」がついている人(基本的に香港パスポート保有者)となるようです。
支給の詳細は立法会での決議後に、香港政府からの正式な案内があります。
■香港警察が2,500人の人員募集
香港メディアSCMPが、香港警察が2,500人の警察官を募集しており、特殊装備に関する予算を2倍以上とする予算案もあることを伝えています。新たに2,500人が集まった場合、警察官は7%以上増加するようです。また、2019/20年度に催涙弾購入で使用した額は当初の予定金額の3倍となりました。
■新型コロナウイルスの状況
香港の新型コロナウイルスの感染者は6人増え91人。新たな感染者のうち2人はダイヤモンド・プリンセス号から政府手配のチャーター機で香港に戻った21歳の女性と16歳の男性(香港の感染者で最年少)です。他にも、感染者のホームヘルパーや、北角(ノースポイント)の仏教寺と何らかの接点のある人々から感染が確認されています。中国全体では、感染者は78,497人(433人増加)、死者は2,744人(29人増加)となっています。