香港航空が運航ライセンスの停止を回避
更新日:2019年12月10日
香港政府は、香港航空(Hong Kong Airlines)に対して「12月7日(土)までに財務改善できない場合、運航ライセンスの停止または取消の可能性があると」警告していましたが、香港航空は外部からの資金調達をおこない運航継続の許可を得ました。
航空業のライセンスを扱う空運牌照局(ATLA)は香港航空について「資金調達は満たされた。財務状況の懸念はあるが、当面は許可の取り消しなどの措置はおこなわないことにした」と述べました。香港政府の運輸及房屋局(運輸および住宅局)と民航處(CAD)も、空運牌照局(ATLA)の決断に同意し、プレスリリースにて「香港航空は適切かつ安全な運航ができると判断した。当面は更なる措置をおこなうことはない」と発表しました。香港航空は資金調達先については明言しておらず、運転資金の投入は段階的に実施するとしています。
先週、香港航空が運航不可となった場合、何万人もの利用者に影響が生じると大きな騒ぎになっていましたが何とか最悪の事態は回避しました。