香港の平均住宅価格1.4億円、家賃31万円
世界最大の不動産会社である米CBREが世界35都市の住宅市場を調査した「グローバル・リビング・レポート2019」によると、香港の平均住宅価格は1,235,220米ドル(約1億3,830万円)で世界1位となりました。また、香港の賃貸住宅の家賃平均は月2,777米ドル(約31万1,020円)で世界3位となっています。
平均住宅価格について香港は2位以降を大きく引き離しており、2位のシンガポールは874,372米ドル(約9,790万円)、3位の上海は872,555米ドル(約9,770万円)、4位のバンクーバーは815,322米ドル(約9,130万円)、5位の深センは680,283米ドル(約7,620万円)という結果になっています。
高級住宅の物件ランキングでも、香港は1位で平均6,872,550米ドル(約7億6,970万円)となりました。2位は上海の2,432,364米ドル(約2億7,240万円)、3位はモスクワの2,383,933米ドル(約2億6,700万円)で、香港と非常に大きな差があります。
一方、賃貸住宅の家賃平均については、1位はニューヨークで月2,844米ドル(約31万8,530円)、2位はアブダビで月2,807米ドル(約31万4,380円)、3位が香港の月2,777米ドル(約31万1,020円)、4位はジェッダの月2,399米ドル(約26万8,690円)、5位はロンドンの月2,389米ドル(約26万7,570円)。最も安いのはバンコクで月304米ドル(約3万4,050円)でした。
なお、2018年の香港の住宅価格の上昇率は5.5%となっており世界12位となっています。香港の住宅市場は冷え込み始めているとのことですが、果たしてどうなるのでしょうか。
CBREの「グローバル・リビング・レポート2019」は以下リンクから確認できます。
https://www.cbreresidential.com/uk/en-GB/content/global-living-2019
日本の都市は本レポートの調査対象には含まれておりません。