新香港IDカード 12月27日から出生年度別に交換開始
香港IDカードが新デザインとなり、12月27日から順次交換が開始されます。12月27日からカード交換できるのは政府職員(警察官、イミグレーション職員、議員など)、2019年1月21日から3月30日の期間は1985年または1986年生まれの方がカード交換の対象、その後4年間をかけて段階的に交換が実施されます。また、香港IDカードを初めて取得する場合や、紛失などで再発行する場合、11月26日以降に申請をすれば新デザインのカードが発行されます。
香港政府は出生年度別に新IDカードの交換対象者の仮スケジュールを発表しています。以下URLから確認できるようPDFデータをアップロードしましたので御覧ください。
https://hongkong-bs.com/wp-content/uploads/2018/11/newid_schedule.pdf
また香港内にある全9カ所の交換センターにて新IDカードが申請できます、交換センターの所在地は以下のとおりです。
●香港島エリア香港島交換センター(湾仔):Room 200, 2/F, Shui On Centre, 6–8 Harbour Road, Wan Chai ●九龍エリア
東九龍交換センター(観塘):Unit 1, 2/F, Manulife Financial Centre and Unit 1B, 3/F, Manulife Financial Centre, Tower A, 223–231 Wai Yip Street, Kwun Tong
西九龍交換センター(旺角):12/F, Gala Place, 56 Dundas Street, Mong Kok
●新界エリア荃湾交換センター:Shop S201, 2/F, Smartland, 50 Texaco Road, Tsuen Wan 沙田交換センター:Shop G26, G/F & Shop 123, 1/F, Kings Wing Plaza 1, 3 On Kwan Street, Sha Tin 上水交換センター:7/F, Spot, 48 Lung Sum Avenue, Sheung Shui 屯門交換センター:Shop L414B, Level 4, Leung King Plaza, Leung King Estate, 31 Tin King Road, Tuen Mun 元朗交換センター:Shop 50, G/F, Manhattan Plaza, 23 Sai Ching Street, Yuen Long
将軍澳交換センター:Shop 20-26, G/F, Corinthia By The Sea, 23 Tong Yin Street, Tseung Kwan O, Sai Kung
IDカードの交換手続きは30分程度で済むと発表されています。セルフサービスの機械に旧香港IDカードを挿入し、指紋照合とデータ入力をおこなった後、印刷された用紙を持って写真撮影に進むという流れとなります。その後、約10営業日で新カードが発行され、再度受け取りに訪問する必要があります。カード交換は無料。なお、交換日の予約は必須ではありませんが、以下の香港政府サイトからのオンライン予約、または11月26日にリリース予定の公式スマートフォンアプリで事前予約が可能です。
https://www.gov.hk/en/residents/immigration/idcard/hkic/bookregidcard.htm
特別な理由なしに指定期間内のカード交換を怠った場合、最大5,000香港ドルの罰金が科される可能性がありますのでご注意ください。なお、指定期間に海外に滞在している場合は、香港帰国後30日以内に交換をおこなえば良いとされています。
なお画像の通り、新IDカードには無線通信技術RFIDが導入されるほか、高解像度の写真、3Dホログラム、虹色のマルチパターン背景など高い偽造防止技術が採用されています。以下9点の特徴がありますのでご参考ください。
1.3Dホログラム2.手触り加工
3.光で変化するインク
4.虹色のカラー
5.シースルー・ウィンドウ内にID番号
6.マルチパターンの背景
7.立体レーザー写真(SLI)
8.UV光を当てると浮き上がるデザイン
9.マイクロプリント