世界英語能力ランキング2018発表

更新日:2018年10月31日
LINEで送る
Pocket

英語力ランキング

世界88ヶ国を対象とした、成人英語学習者のランキング「EF EPI(EF英語能力指数)」が発表され、1位:スウェーデン、2位:オランダ、3位:シンガポール、4位:ノルウェー、5位:デンマークとなりました。香港は世界30位、日本は世界49位となっています。

英語能力を5段階評価(非常に高い、高い、標準的、低い、非常に低い)で表した結果も合わせて発表されており、アジアの国・地域に注目してみると以下のような結果となっています。

《 アジアの英語力ランキング 》

■英語レベルが非常に高い

1位 シンガポール (世界3位)

■英語レベルが高い
2位 フィリピン (世界14位)

3位 マレーシア (世界22位)

■英語レベルが標準的
4位 インド (世界28位)
5位 香港 (世界30位)
6位 韓国 (世界31位)
7位 ベトナム (世界41位)

8位 マカオ (世界44位)

■英語レベルが低い
9位 中国 (世界47位)
10位 台湾 (世界48位)
11位 日本 (世界49位)
12位 パキスタン (世界50位)
13位 インドネシア (世界51位)
14位 スリランカ (世界58位)
15位 バングラデシュ (世界63位)

16位 タイ (世界64位)

世界最下位(88位)で、英語レベルが非常に低いと評価されたのはアフリカ地域のリビアでした。

香港メディアは、「香港(世界30位)は英語レベルで今年もシンガポール(世界3位)から大きく遅れを取った。中国内の都市別ランキングでは、昨年と同じく上海に負けてしまった(1位:上海、2位:香港、3位:北京)。」と伝えており、香港のランキング結果が伸び悩んでいる理由として、「香港の若者は、年長者に比べて文法レベルが劣るほか、SNS上の日常会話などで崩した英語表現を使うことが増え、仕事で使うような英語が出来なくなっている。そして、最近の中小企業では英語より中国語(北京語)を使って働く機会が増えている。」などと分析しています。

EF EPIがおこなう調査は今年で8年目。今回のランキングは世界最大級の語学学校「EF Education First」が2017年に実施した3種類のEF英語標準テスト(リーディング・リスニング)を受けた130万人以上のテストデータを基に算出されています。受験者の年齢の中央値は26歳、受験者の92%が40歳未満となったようです。

全ランキングは以下のリンクから確認できます。

http://www.efjapan.co.jp/epi/