HSBC銀行が世界の駐在員の平均年収を発表
HSBC銀行は世界各地の外国人駐在員22,318人を対象として平均年収調査をおこない、アジア太平洋地域で最も年収が高いのは香港で178,706米ドル(約2,000万円)、世界で最も年収が高いのはスイスで202,865米ドル(約2,270万円)という結果を発表しました。また、日本に訪れている外国人駐在員の平均年収は127,362米ドル(約1,430万円)と発表されています。(※日本円表記は1ドル112円で計算)
香港やスイスは物価が高いことから妥当な結果といえるのかもしれません。以下に今回発表された「世界ランキング」と「アジア太平洋ランキング」、そして香港内での調査対象者の詳細をお伝えします。
■世界ランキング1位 スイス 202,900米ドル、2位 米国 185,100米ドル、3位 香港 178,700米ドル、4位 中国 172,700米ドル、5位 シンガポール 162,200米ドル、6位 UAE 155,000米ドル、7位 インド 131,800米ドル、8位 インドネシア 128,000米ドル、9位 日本 127,400米ドル、10位 オーストラリア 125.800米ドル
■アジア太平洋ランキング1位 香港178,700米ドル、2位 中国 172,700米ドル、3位 シンガポール 162,200米ドル、4位 インド 131,800米ドル、5位 インドネシア 128,000米ドル、6位 日本 127,400米ドル、7位 オーストラリア 125,800米ドル、8位 マレーシア 117,300米ドル、9位 ベトナム 90,400米ドル、10位 台湾 88,500米ドル
■香港内の調査対象者の詳細イギリス人が約3割、中国人15%、アメリカ人12%、オーストラリア人9%、残りはカナダ人、ドイツ人、フランス人が調査対象となっており、その他詳細は以下のとおり。
・男性:60%、女性:40%・金融業界(約25%)、教育業界(約15%)、会計やコンサル業界(約8%)
・62%が香港駐在5年以上、41%が10年以上
・駐在員の約72%が、香港はキャリアを向上に適した場所と回答
・低税率、福利厚生により10人に6人が年収アップとなったと回答
・年収アップ駐在員のお金の使いみちは、休暇(53%)、子供の教育(30%)、贅沢品購入(22%)