ホンハムと中環を結ぶフェリーが2019年2月に再開!?
更新日:2018年08月28日
2011年に閉鎖された紅磡(ホンハム)と中環(セントラル)を結ぶフェリールートですが、2019年2月に再開する計画が香港政府運輸署により発表されました。また、2019年9月にはビクトリアハーバーでの「水上タクシー」の運営も計画されており、啓徳(カイタック)、紅磡(ホンハム)、尖東(チムトン)、中環(セントラル)、西九龍(ウエストカオルーン)を行き来する予定です。運輸署は現在、フェリーと水上タクシーの運営会社を募集しています。
紅磡と中環のフェリールートの距離は3.7km、再開されれば20分以内での移動が実現し、営業時間は毎日7:30~19:00と計画されています。元々このフェリールートは、ホンハムに地下鉄が開通することなどを受け、閉鎖されていました。
水上タクシーは啓徳から西九龍までの最長距離が25km、110分以内に移動ができ、営業時間は月~土の7:00~23:00(1日最低19便)、日・祝は8:00~22:00(1日最低22便)。乗車定員は150名以上で、景色が楽しめるような設計が予定されているようです。香港市民は水上タクシーの導入のを待ちわびていると運輸省が発表する一方で、観光業に関わる政治家からは「決まった場所でしか乗り降りできないのであればタクシーと呼ぶべきではない。コンセプトが紛らわしい。」という批判が出ており、詳細は議論中とのこと。
紅磡周辺は多くの日本人が居住するエリアです。地下鉄で中環まで行くには乗り換えが必要でしたが、フェリー再開すれば中環までのアクセスが格段に良くなるでしょう。