寿命データ2017、香港は3年連続で世界一

更新日:2018年07月23日
LINEで送る
Pocket

平均寿命2017

日本の厚生労働省が「世界平均寿命データ2017」を発表し、3年連続で香港の男女が世界一の長寿となりました。日本人男性はランクを1つ落とし3位、日本人女性は昨年と同じく世界2位となっています。

女性の平均寿命は、1位の香港が87.66歳、2位の日本が87.26歳、3位のスペインが85.84歳となっており、男性の平均寿命は、1位の香港が81.70歳、2位のスイスが81.50歳、3位の日本が81.09歳となりました。

この結果に対して香港中文大学の教授は、「香港人が長寿である理由は、健康的な食事や生活習慣に気をつかっているからである。」と話しており、また香港のメディアでは、「香港人は少しの体調不良でも漢方医や病院を訪れてケアしている」、「香港には身近にハイキングや海水浴などの運動できる場所が身近にあるからだ」、などと香港人が健康である理由を伝えています。

なお、日本に注目してみると、癌、心疾患、脳血管疾患などの死亡率が改善しており、寿命においても前年比で女性が0.13歳、男性は0.11歳、伸びています。厚生労働省の担当者は「健康意識の高まりや生活習慣の改善が結果に表れている。医療水準の向上などで、今後も延びる可能性は十分にある」と述べています。